6 病院の従事者の状況
(1) 職種別にみた病院の従事者数(病院報告)
平成13年10月1日現在、従事者総数(非常勤職員を含む。ただし、「医師」、「歯科医師」については、常勤換算したもの。)は、1,664,562.8人である。
従事者数を職種別にみると、「医師」は169,769.2人で前年に比べ2,403.4人(1.4%)増加している。このうち「医師(常勤)」は139,355人で前年に比べ1,868人(1.4%)増加している。
「看護師」は536,121人で11,543人(2.2%)増加しているが、「准看護師」は220,157人で3,476人(1.6%)減少している。(表21)
(参考) | |
統計表17 | 職種別にみた病院の従事者数及び100床当たり従事者数の年次推移 |
統計表18 | 病床規模別にみた一般病院の100床当たり従事者数 |
統計表19 | 都道府県−13大都市・中核市(再掲)別にみた病院の従事者数及び100床当たり従事者数 |
表21 職種別にみた病院の従事者数
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(2) 職種別にみた病院の100床当たり従事者数(病院報告)
従事者総数を100床当たりでみると、101.2人で前年に比べ1.5人増加している。このうち精神病院は58.9人、一般病院は109.1人である。
職種別にみると、「医師」は10.3人で前年に比べ0.1人増加している。このうち「医師(常勤)」は8.5人で前年に比べ0.1人増加している。
「看護師」は32.6人で前年に比べ0.7人増加している。「准看護師」は13.4人で 前年に比べ0.2人減少している。(表22)
(参考) | |
統計表17 | 職種別にみた病院の従事者数及び100床当たり従事者の年次推移 |
表22 職種別にみた病院の100床当たり従事者数
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1) 都道府県別にみた病院の100床当たり医師、看護師・准看護師数
100床当たり従事者数を都道府県別でみると、「医師」は東京都(16.5人)、神奈川県(13.0人)、滋賀県(12.3人)などが多い。
「看護師・准看護師」は滋賀県(53.9人)、長野県(51.5人)、山形県(51.4人)などが多い。(図12)
(参考) | |
統計表19 | 都道府県−13大都市・中核市(再掲)別にみた病院の従事者数及び100床当たり従事者数 |
図12 都道府県別にみた病院の100床当たり医師、看護師・准看護師数 |
注: | 平成14年3月に「保健婦助産婦看護婦法の一部を改正する法律」が施行されたため、 改正後の名称で表章している。 |
2) 病院の100床当たり従事者数の年次推移
100床当たり従事者数の年次推移は、「医師(常勤)」は昭和50年には5.2人であったが、平成13年には8.5人となっている。また、「看護師」は12.5人であったが、年々増加し平成13年には32.6人となっている。(図13)
(参考) | |
統計表17 | 職種別にみた病院の従事者数及び100床当たり従事者数の年次推移 |
図13 病院の100床当たり医師、看護師・准看護師数の年次推移 |
注: | 1 | 昭和58年以前は12月31日現在、59年以降は10月1日現在である。 |
2 | 昭和61年以前の「医師」については、「医師(非常勤)」を常勤換算していないため掲載していない。 | |
3 | 平成14年3月に「保健婦助産婦看護婦法の一部を改正する法律」が施行されたため、 改正後の名称で表章している。 |
3) 病床規模別にみた一般病院の100床当たり従事者数
一般病院の100床当たり従事者数を病床規模別にみると、「医師」は「150〜199床」が最も少なく、それ以上では病床規模が大きいほど多い傾向にある。また、「看護師」と「准看護師」では、「100〜149床」が最も少なく、病床規模が大きいほど「看護師」の割合が大きい傾向にある。(図14)
(参考) | |
統計表18 | 病床規模別にみた一般病院の100床当たりの従事者数 |
図14 病床規模別にみた一般病院の100床当たり医師、看護師・准看護師数 |
注: | 平成14年3月に「保健婦助産婦看護婦法の一部を改正する法律」が施行されたため、 改正後の名称で表章している。 |