結果の概要
1 就業保健師・助産師・看護師・准看護師
(1) | 就業保健師等数の年次推移 看護師は、760,221人で、平成14年に比べ56,308人、8.0%増加している。そのうち、「男」は31,594人で、5,434人、20.8%増加している。 人口10万対を指数(平成4年=100)でみると、看護師167.9、保健師142.1と増加している。 また、性別でみると、看護師の「男」が283.9と大幅に増加している。(表1) |
表1 就業保健師等数の年次推移
各年末現在 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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注: | 平成5年11月から、保健婦の業務に「保健士」として男も従事できるようになったことにより、平成6年以降の数値には「保健士」を含む。 また、平成14年3月より「保健婦(士)」、「助産婦」、「看護婦(士)」及び「准看護婦(士)」は、それぞれ「保健師」、「助産師」、「看護師」及び「准看護師」に改称された。 |
(2) | 年齢階級別にみた就業保健師等数の年次推移 年齢階級別にみると、保健師は「25〜29歳」6,658人(17.0%)が最も多く、次いで「30〜34歳」6,626人(16.9%)となっている。年次推移でみると、「40〜44歳」が増加し、「25歳未満」は減少傾向を示している。(図1) 助産師は、「25〜29歳」4,707人(18.6%)が最も多く、次いで「30〜34歳」4,289人(17.0%)となっている。年次推移でみると、30歳代、40歳代で増加し、「60歳以上」は減少している。(図2) 看護師は、「25〜29歳」154,735人(20.4%)が最も多く、次いで「30〜34歳」127,043人(16.7%)となっている。年次推移でみると、「25歳未満」、「60歳以上」を除き、いずれの年齢階級でも増加している。(図3) 准看護師は、「40〜44歳」58,517人(15.2%)が最も多く、次いで「50〜54歳」56,815人(14.7%)となっている。年次推移でみると、50歳以上の年齢階級で増加し、「25歳未満」は減少している。(図4)
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(3) | 就業場所別にみた就業保健師等数 就業場所別にみると、保健師は「市町村」22,313人(56.9%)が最も多く、助産師、看護師及び准看護師は「病院」が最も多く、それぞれ17,539人(69.4%)、582,268人(76.6%)、199,109人(51.6%)となっている。(表2) |
表2 就業場所別にみた就業保健師等数及び構成割合
平成16年12月31日現在 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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注: | 「介護保険施設等」とは、「介護老人保健施設」、「指定介護老人福祉施設」、「居宅サービス事業所」及び「居宅介護支援事業所」をいう。 |
(4) | 都道府県別にみた人口10万対就業保健師等数 都道府県別に人口10万対保健師数をみると、「山梨県」60.6人、「島根県」57.1人、「高知県」51.2人が多く、助産師数は「新潟県」30.7人、「鳥取県」28.9人、「島根県」28.3人が多くなっている。(図5、6) |
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また、看護師数をみると、「高知県」869.9人、「熊本県」838.5人、「宮崎県」809.5人が多く、准看護師数は「鹿児島県」641.4人、「宮崎県」631.7人、「長崎県」609.6人が多くなっている。(図7、8) |
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