6 特定疾患(難病)関係
 (1) 特定疾患医療受給者証所持者数
 平成16年度末現在の特定疾患医療受給者証所持者数(表7の注)は541,148人で、「男」221,076人(40.9%)、「女」320,072人(59.1%)となっている。また、人口10万対でみると、423.8となっており、疾患別では「(12)潰瘍性大腸炎」が62.6と最も高く、次いで「(20)パーキンソン病関連疾患」58.7となっている。(表7)

表7  特定疾患医療受給者証の所持者数
平成16年度末現在
  特定疾患医療受給者証所持者数(人) 特定疾患
医療受給者証
所持者数
(人口10万対)
総数
    総数
(%)
541 148 221 076 320 072 423.8
(100.0) (40.9) (59.1)  
(01) ベーチェット病 16 294 7 041 9 253 12.8
(02) 多発性硬化症 10 746 3 196 7 550 8.4
(03) 重症筋無力症 13 735 4 564 9 171 10.8
(04) 全身性エリテマトーデス 52 139 5 323 46 816 40.8
(05) スモン 2 049 474 1 575 1.6
(06) 再生不良性貧血 9 173 3 769 5 404 7.2
(07) サルコイドーシス 17 978 5 085 12 893 14.1
(08) 筋萎縮性側索硬化症 6 974 4 101 2 873 5.5
(09) 強皮症、皮膚筋炎及び多発性筋炎 32 944 6 028 26 916 25.8
(10) 特発性血小板減少性紫斑病 25 545 7 653 17 892 20.0
(11) 結節性動脈周囲炎 4 209 1 770 2 439 3.3
(12) 潰瘍性大腸炎 79 897 41 938 37 959 62.6
(13) 大動脈炎症候群 5 203 451 4 752 4.1
(14) ビュルガー病 8 601 7 533 1 068 6.7
(15) 天疱瘡 3 486 1 373 2 113 2.7
(16) 脊髄小脳変性症 17 924 8 834 9 090 14.0
(17) クローン病 23 100 16 047 7 053 18.1
(18) 難治性の肝炎のうちの劇症肝炎 258 136 122 0.2
(19) 悪性関節リウマチ 5 125 1 380 3 745 4.0
(20) パーキンソン病関連疾患(進行性核上性麻痺、
大脳皮質基底核変性症、パーキンソン病)
74 928 30 201 44 727 58.7
(21) アミロイドーシス 1 007 476 531 0.8
(22) 後縦靭帯骨化症 22 436 14 876 7 560 17.6
(23) ハンチントン病 693 316 377 0.5
(24) モヤモヤ病(ウィリス動脈輪閉塞症) 10 719 3 669 7 050 8.4
(25) ウェゲナー肉芽腫症 1 135 542 593 0.9
(26) 特発性拡張型(うっ血型)心筋症 17 339 12 883 4 456 13.6
(27) 多系統萎縮症(線条体黒質変性症、オリーブ橋
小脳萎縮症、シャイ・ドレーガー症候群)
8 888 4 596 4 292 7.0
(28) 表皮水疱症(接合部型及び栄養障害型) 325 148 177 0.3
(29) 膿疱性乾癬 1 439 728 711 1.1
(30) 広範脊柱管狭窄症 2 489 1 700 789 1.9
(31) 原発性胆汁性肝硬変 13 142 1 539 11 603 10.3
(32) 重症急性膵炎 1 044 715 329 0.8
(33) 特発性大腿骨頭壊死症 10 994 6 576 4 418 8.6
(34) 混合性結合組織病 7 061 575 6 486 5.5
(35) 原発性免疫不全症候群 1 109 760 349 0.9
(36) 特発性間質性肺炎 4 176 2 608 1 568 3.3
(37) 網膜色素変性症 22 343 9 549 12 794 17.5
(38) プリオン病 311 118 193 0.2
(39) 原発性肺高血圧症 760 221 539 0.6
(40) 神経線維腫症 1 971 873 1 098 1.5
(41) 亜急性硬化性全脳炎 104 57 47 0.1
(42) バッド・キアリ(Budd-Chiari)症候群 212 110 102 0.2
(43) 特発性慢性肺血栓塞栓症(肺高血圧型) 611 169 442 0.5
(44) ライソゾーム病(ファブリー〔Fabry〕病含む。) 401 253 148 0.3
(45) 副腎白質ジストロフィー 131 122 9 0.1
注: 特定疾患医療受給者証は、特定疾患治療研究事業の対象者(軽快者を除く。)として認定された者に交付される。



 (2) 特定疾患登録者証所持者数
 平成16年度末現在の特定疾患登録者証所持者数(表8の注)は17,833人で、「男」6,371人(35.7%)、「女」11,462人(64.3%)となっている。また、人口10万対でみると、14.0となっており、疾患別では「(07) 特発性血小板減少性紫斑病」が3.3と最も高く、次いで「(05) サルコイドーシス」2.9となっている。(表8)

表8  特定疾患登録者証の所持者数
平成16年度末現在
  特定疾患登録者証所持者数(人) 特定疾患
登録者証
所持者数
(人口10万対)
総数
    総数
(%)
17 833 6 371 11 462 14.0
(100.0) (35.7) (64.3)  
(01) ベーチェット病 788 257 531 0.6
(02) 重症筋無力症 624 166 458 0.5
(03) 全身性エリテマトーデス 1 263 104 1 159 1.0
(04) 再生不良性貧血 1 336 539 797 1.0
(05) サルコイドーシス 3 710 1 233 2 477 2.9
(06) 強皮症、皮膚筋炎及び多発性筋炎 446 107 339 0.3
(07) 特発性血小板減少性紫斑病 4 170 1 260 2 910 3.3
(08) 結節性動脈周囲炎 86 41 45 0.1
(09) 潰瘍性大腸炎 2 821 1 286 1 535 2.2
(10) 大動脈炎症候群 198 26 172 0.2
(11) ビュルガー病 218 183 35 0.2
(12) 天疱瘡 104 42 62 0.1
(13) クローン病 590 344 246 0.5
(14) 悪性関節リウマチ 37 11 26 0.0
(15) ウェゲナー肉芽腫症 31 9 22 0.0
(16) 膿疱性乾癬 20 8 12 0.0
(17) 特発性大腿骨頭壊死症 1 233 729 504 1.0
(18) 混合性結合組織病 147 18 129 0.1
(19) バッド・キアリ(Budd-Chiari)症候群 11 8 3 0.0
注: 特定疾患登録者証は、特定疾患治療研究事業の対象者で、軽快者として認定された者に交付される。

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