目次  前へ  次へ

(3)雇用

 イ 常用労働者構成比及び女性労働者の割合
 常用労働者構成比を産業別にみると、卸売・小売業,飲食店が40.1%と最も高く、 次いでサービス業31.3%、建設業11.1%、製造業9.9%の順となった。 男女別にみると、男女とも卸売・小売業,飲食店が最も高く、男が33.6%、女が45.4%となった。
 女性労働者の割合は55.0%で、前年と比べ1.6ポイントの低下となった。
 主な産業についてみると、建設業18.8%、製造業41.7%、卸売・小売業,飲食店62.3%、サービス業64.7%となった。(第6表)

第6表 性、産業別常用労働者構成比及び産業別女性労働者の割合
(事業所規模1〜4人)

(単位:%)
産業 労働者計 女性労働者の割合
平成15年 平成14年
調査産業計 100.0 100.0 100.0 55.0 56.6
建設業 11.1 20.0 3.8 18.8 20.2
製造業 9.9 12.9 7.5 41.7 41.8
卸売・小売業,飲食店 40.1 33.6 45.4 62.3 63.8
サービス業 31.3 24.5 36.8 64.7 65.9
その他 7.6 9.0 6.5 47.0 50.7

(注) 1「その他」とは、鉱業、電気・ガス・熱供給・水道業、運輸・通信業、金融・保険業、不動産業の合計である。
2「女性労働者の割合」は、「労働者計」に対する割合である。

 ロ 短時間労働者の割合
 通常日1日の実労働時間が6時間以下の労働者(以下「短時間労働者」という。)の割合を男女別にみると、 男7.8%、女39.9%となった。
 年齢階級別にみると19歳以下が51.2%と最も高く、20〜29歳が18.3%と最も低くなっている。(第7表)

第7表 性、年齢階級別短時間労働者の割合
(事業所規模1〜4人、調査産業計)

(単位:%)
年齢階級 労働者計
平成15年 平成14年 平成15年 平成14年 平成15年 平成14年
25.5 25.0 7.8 7.4 39.9 38.4
19歳以下 51.2 53.5 41.0 43.3 58.2 60.8
20〜29歳 18.3 17.6 9.7 8.7 25.8 24.6
30〜39歳 22.2 23.1 4.0 3.9 40.1 41.2
40〜49歳 28.3 26.9 3.7 4.0 45.4 41.9
50〜54歳 28.1 27.3 4.1 3.8 43.4 41.7
55〜59歳 25.4 26.3 5.5 4.9 39.7 40.1
60〜64歳 28.5 26.3 11.1 9.8 44.8 40.9
65歳以上 34.7 34.0 23.4 21.8 46.1 45.8
(注) 数値は、性、年齢階級別の労働者数に対する割合である。


トップへ
目次  前へ  次へ