厚 生 労 働 省 発 表
平成１９年１０月３１日

［前年同月比でみて］ ・現金給与総額は０.５％減 ・所定外労働時間は１.９％増 ・常用雇用は１.６％増 ・夏季賞与は１.１％減

毎月勤労統計調査　平成１９年９月分結果速報　及び　平成１９年夏季賞与の結果（確報）

　　　　概　　況

(調査産業計、事業所規模５人以上)

　注１)　(　)内は前年同月比(％)、<　>内は前年同月差(ﾎﾟｲﾝﾄ又は日)である。

　注２)　調査事業所の抽出替え、基準時更新等に伴い、指数、季節調整値等については、平成１９年１月分確報公表時に遡って改訂した。
　　　 なお、増減率は原則として改訂しないが、実質賃金指数の平成１８年１月分からの増減率は基準時更新後の指数により算出した。

１　賃　　金

９月の一人平均現金給与総額は、規模５人以上で前年同月比０.５％減の２７３,１４４円となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は、０.３％減の２６９,０１０円となった。
所定内給与は０.４％減の２４９,６０７円となった。所定外給与は１.４％増の１９,４０３円となり、特別に支払われた給与は７.７％減の４,１３４円となった。
実質賃金は、０.４％減となった。
現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は前年同月と同水準の３３６,１３７円となり、パートタイム労働者は１.５％減の９２,８９０円となった。

２　労働時間

９月の一人平均総実労働時間は、規模５人以上で前年同月比２.３％減の１４９.０時間となった。
総実労働時間のうち、所定内労働時間は、２.４％減の１３８.１時間となった。所定外労働時間は、１.９％増の１０.９時間となった。
また、製造業の所定外労働時間は、１.７％減の１６.５時間となった。季節調整値では、前月比０.５％増となった。
総実労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は１.８％減の１６８.３時間となり、パートタイム労働者は２.５％減の９３.８時間となった。

３　雇　　用

９月の常用雇用の動きをみると、全体では規模５人以上で前年同月比１.６％増となった。一般労働者は０.８％増となり、パートタイム労働者は３.６％増となった。
主な産業についてみると、製造業０.７％増、卸売・小売業０.８％増、サービス業２.０％増となった。

４　平成１９年夏季賞与の結果

平成１９年の夏季賞与（平成１９年６月〜平成１９年８月の「特別に支払われた給与」のうち、賞与として支給された給与を特別集計したもの）は、
前年比１.１％減の４０７,６３７円となった。