(1) | 職業能力開発の意欲・活用方法 職業能力開発の意欲をみると、「職業能力を高めたいと思っている」労働者割合は、正社員が77.3%、非正社員が57.4%となっている。また、そのため、現在活用している、または、今後活用したい方法(複数回答)についてみると、正社員、非正社員いずれも「その他の自主的学習」が最も多くそれぞれ38.6%、27.7%、次いで「会社内での教育訓練(研修)」となっている。 非正社員について「職業能力を高めたいと思っている」労働者割合を性別にみると、男が女を上回っている。年齢階級別にみると、20代が他の年齢階級に比べ多くなっている。就業形態別にみると、出向社員が81.1%、派遣労働者が78.1%、契約社員が74.3%と他の就業形態に比べ多くなっている。(表21) |
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(2) | 資格・免許の取得状況 資格・免許の取得状況をみると、「現在の仕事で役立つ資格・免許を持っている」労働者割合は、正社員が43.6%、非正社員が24.6%、「役立つ資格・免許を取得したいと思う」労働者割合は、正社員が29.2%、非正社員が22.0%となっている。 就業形態別にみると、契約社員、嘱託社員、出向社員では、「現在の仕事で役立つ資格・免許を持っている」労働者割合が4割を超え、正社員とほぼ同じ割合となっている。一方、パートタイム労働者は、「現在の仕事で役立つ資格・免許を持っている」、「役立つ資格・免許を取得したいと思う」のいずれの割合もやや少なめで、それら両方を合わせても4割を下回っている。また、派遣労働者では、「現在の仕事で役立つ資格・免許を持っている」割合は28.5%であるが、「役立つ資格・免許を取得したいと思う」割合が36.7%と他の形態より多くなっている。(表22) |
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