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−平成１２年度　医療費の動向−



　　　　　　　　　　　　　　　　　厚生労働省保険局調査課



II．診療種類別の医療保険医療費

１．　平成１２年度の医療保険医療費を診療種類別にみると、２７．９兆円のうち診療費が２４．３兆円と大半を占め、そのうち入院が１０．３兆円、入院外が１１．５兆円、歯科が２．５兆円、調剤が２．７兆円となっている。平成１１年度と比べ調剤で０．４兆円増加し、歯科を初めて超えた。
　 介護保険制度の施行に伴い、従来医療保険の対象となっていた費用のうち、介護保険の費用に移行しているものがあるため、平成１２年度の医療費は見かけ上減少している。

表５　診療種類別医療保険医療費


　 計 診療費 調剤 食事療養 施設療養 訪問看護
計入院入院外歯科
11年度
（構成割合）		 兆円
28.5
(100.0%)
兆円
24.4
(85.4%)
兆円
10.4
(36.4%)
兆円
11.5
(40.3%)
兆円
2.5
(8.7%)
兆円
2.3
(8.2%)
兆円
1.0
(3.4%)
兆円
0.8
(2.6%)
兆円
0.1
(0.3%)
12年度
（構成割合）		 27.9
(100.0%)
24.3
(87.0%)
10.3
(36.9%)
11.5
(41.2%)
2.5
(8.9%)
2.7
(9.7%)
0.9
(3.2%)
0.0
(0.0%)
0.0
(0.1%)
増加額 ▲0.6 ▲0.1 ▲0.1 ▲0.0 0.0 0.4 ▲0.1 ▲0.7 ▲0.1

２．　平成１２年度の医療保険医療費の伸びを診療種類別にみると入院▲０．８％　入院外▲０．０％、歯科０．４％、調剤１５．６％となっている。


表６　診療種類別医療保険医療費の伸び率（対前年度比）


　 計 診療費 調剤 食事療養 施設療養 訪問看護
計入院入院外歯科
11年度 ％
3.7
％
2.1
％
2.7
％
1.8
％
0.6
％
21.0
％
0.3
％
14.9
％
32.9
12年度 ▲2.1 ▲0.3 ▲0.8 ▲0.0 0.4 15.6 ▲7.6 -▲73.0

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