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2.介護保険制度の運営について

(1)広域化の推進に向けた取組について

 介護費用が増大している中で、特に小規模な保険者が介護保険制度を安定的に運営するためには、保険財政の広域化が引き続き有効な方法のひとつであると考えている。
 平成15年4月1日現在で、保険財政の広域化を実施しているのは535市町村(72地域)である。また、平成12年4月から平成15年12月までに市町村合併を行った地域は30地域(83市町村)となっており、今後、更に保険財政の広域化及び市町村合併を実施する地域が増える見込みである。
 国においては、広域化等を推進する見地から、平成16年度予算において、広域化等を行う地域のシステム構築経費等への支援(16年度予算(案):5億円)等の財政支援を行うこととしている。各都道府県におかれても、広域化・市町村合併を予定している市町村に対し、特段のご支援・ご配慮をお願いいたしたい。


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