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(南部町資料)
「地域福祉の推進と住民参加」地域福祉一座寸劇シナリオ(抜粋)
導入  地域福祉計画とは、みんなでしあわせのきずなを作る事です。
 では、いったい「地域福祉」とはどんな福祉のあり方をいうのでしょうか。
 たとえを劇にしてみました。一緒に考えてみたいと思います。
 地域の中に悩みや心配事を抱えている多くの人がいる。
高齢者女1 「私はひとり暮らし、話し相手が欲しいです。ほんの少しの時間でいいです。 それに病気にならないかと心配」
高齢者女2 「ゴミの分別がとても複雑でわからない。つい出し忘れてゴミの山」
若い女1 「子育てもひと段落、何か趣味を持ちたいです。家族の健康も考えて、バランスのいい食事を作りたいと思うのですが・・・」
若い女2 「急な用事ができた時、この子を見てくれるところがないかしら」
高齢者男1 「毎日、お婆さんと2人で、ボーっとしている。泥棒が入らないかと心配で・・・
 それに、何か生きがいをみつけたい」
  (等々、以下省略)
全員 「あー心配な事ばかり、こまった、こまった、役場は何をしているのだ!町長さ〜ん、なんとかしてくださいょ」
町長 「身近な問題は、みなさんで話し合って、知恵を出し合い、力を合わせ協力し合って解決してください。それが、「地域福祉」です。行政として出来るところを支援します。
地域の人達が集まって話合いが始まりました。
(高齢者女1の事例をあげて皆で話し合う)
若い女1 「あの人はいくら誘っても外に出られないヮ。どうしたら出ていただけるのかしら。」
若い女2 「地域のいきいきサロンに誘ってみたらどうかしら。仲良しの○○さんに頼んで、あの人の好きなお菓子を持って、もう一度誘ってみましょう。」
(等々 以下省略)
 地域の中で、困った人にお互いが出来ることを行います。
若い男1 「ゴミの分別は、こうですよ。また分別方法がわからないものが出たら声をかけてね。」
若い女2 「□□さんおかず持ってきたわよ!これ、こうして作るのよ!作り方教えてあげましょうか。」
高齢者女1 「私は、花作りが好きです。幾らでもお教えしますよ。」
区長さん 「△△さん、戸締りは大丈夫ですか?」
(等々 以下省略)
みんなで協力し、問題解決に向かう。地域のみんなの手助けにより悩みや心配事が解決されました。
高齢者女1 「人前に出るのは嫌だったけど、地域の行事にでるのもいいものね。」
高齢者女2 「自分でごみの分別もできるようになったワ。みんなのお陰です。」
高齢者男1 「近所の人達に声をかけてもらい心強くなりました。何かやってみたいという気持ちが湧いてきました。
若い女1 「心配ごとが消え、行動的になりました。隣のおばあちゃんの話相手になってあげよう。それにこの頃料理が楽しくなってきました。家族も大喜びです。近所の人達にも教えてあげています。
(等々 以下省略)
 地域全体が幸せになります。人をおこし、まちをおこし、豊かなコミュニティーが築かれます。
 感謝されたことに、手助けした人も嬉しくなりました。(自己実現)
全員 自分にも出来ることをみつけたぞー。よーし、頑張ろう!


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