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一般名及び販売名
一般的名称:乳房用X線診断装置 販 売 名:乳房X線撮影装置 MGU-200B形
対象ロット、数量及び出荷時期
乳房X線撮影装置 MGU-200B形(IDネームプリンタ組み込み装置) 製造番号:A9592008,B0582036,D2602068,E3612077,H4552094,A5522001,A5532002 A5532003,A4562001,A4572002,A4572003,A4582004,A5512005,A5522006 J5A0542001,J5A0582004,J6A0562001 数 量:17台 出荷時期:平成11年9月〜平成17年8月
製造販売業者等名称
製造販売業者の名称 :東芝メディカル製造株式会社 製造販売業者の住所 :栃木県大田原市下石上1385番地 薬事の業態 :第二種医療機器製造販売業 製造販売業許可番号 :09B2X00011 製造所の名称 :東芝メディカル製造株式会社 製造所の住所 :栃木県大田原市下石上1385番地 薬事の業態 :医療機器製造業 製造業許可番号 :09BZ000136
改修理由
撮影が完了した後に、IDネームプリンタのPCに異常が発生しID写し込み完了信号が 出ないと、フィルムは収容されず密着板に残ったままとなります。この状態でX線照射 スイッチを押してもX線インターロック状態のためX線インターロックのエラーが発生 しますが、X線管装置のエージング(注)を行うためのメンテナンスモード設定スイッチ を押すとX線インターロックが解除され、二重撮影が行われるおそれがあることが分かり ました。このためフィルムが密着板にある場合は、メンテナンスモード設定スイッチを 押しても撮影が行えないように、ソフトウエアの改修を実施させていただくことといたし ました。 (注:エージングとはX線管装置の安定した動作と長寿命化のために行うならし試験を 言う)
危惧される具体的な健康被害
IDネームプリンタのPCに異常が発生しフィルムが密着板に残ったままの状態では、 X線照射スイッチを押してもX線インターロックのエラーが発生するため、異常に気づく ことができます。 もし操作者がX線インターロックを解除し二重撮影を行った場合は、再検査が必要となり ます。この場合被検者が受ける被曝量は、約1.5mGyであり、重篤な健康被害の 可能性は低いと考えています。 なお、今までに健康被害の報告は受けておりません。
改修開始年月日
平成17年9月28日
効能・効果又は用途等
本装置は乳房診断のための専用X線撮影装置です。
その他
納入しました医療機関は全て把握しており、対象機器に対して改善済みのソフトウエアを インストールする改修を実施します。
担当者名及び連絡先
担当者名 :阿久津 博道 連絡先 :東芝メディカル製造株式会社 品質保証部 栃木県大田原市下石上1385番地 電話:0287-29-2200 FAX :0287-29-2258