一覧へ戻る

平成17年 6月 15日作成

医療機器回収の概要

(クラス II)



  1. 一般名及び販売名

    
    一般的名称:多用途測定記録装置
    
    販 売 名:ポリグラフ PEG−2000
    
    
    
    一般的名称:テレメトリー式生体信号測定装置
    
    販 売 名:マルチテレメータシステム WEB−5000
    
       (改修対象はシリーズ品の「WEB−5500」)
    
    
    
    
  2. 対象ロット、数量及び出荷時期

    
    対象製品:PEG−2000
    
    対象製造番号:00001〜00003
    
    対象台数:3台
    
    出荷時期:平成16年 2月26日 〜 平成16年 3月22日
    
    
    
    対象製品:WEB−5500
    
    対象製造番号:00001〜00039
    
    対象台数:39台
    
    出荷時期:平成15年 3月16日 〜 平成17年 4月 8日
    
    
    
    
  3. 製造販売業者等名称

    
    会社の名称 :日本光電工業株式会社 
    
    会社の住所 :東京都新宿区西落合1−31−4
    
    業態区分  :第一種医療機器製造販売業
    
    許可番号  :13B1X00206
    
    製造業者の名称:株式会社光電エンジニアリング
    
    製造業者の所在地:埼玉県所沢市下安松943
    
    
    
    
  4. 改修理由

    
    PEG−2000の場合、オプションのセンサアンプ(AP−200H)、センサカプラ
    
    (PP−201H)を使用し、WEB−5500の場合、オプションの血圧測定用アンプ
    
    (血圧ヘッドアンプ AP−511H)を使用することにより観血式血圧測定を行う
    
    ことができます。
    
    今般、最高血圧値と最低血圧値から平均血圧値を求めるソフトウエアの計算式に誤りの
    
    あることが弊社内で確認され、誤った計算式では、通常よりも平均血圧値が動脈系で
    
    10〜20mmHg、静脈系で0.3〜1.3mmHg程度高く表示される
    
    場合のあることが判明いたしました。
    
    
    
    
  5. 危惧される具体的な健康被害

    
    平均血圧が高く表示される場合がありますが、血圧昇圧(降圧)の処置についての判断は、
    
    最高血圧値、最低血圧値また血圧波形を見て総合的に判断されるため患者様への健康被害
    
    の発生の恐れはないと考えます。尚、現在までに健康被害の報告はありません。
    
    
    
    
  6. 回収開始年月日

    
    平成17年 6月 13日
    
    
    
    
  7. 効能・効果又は用途等

    
    PEG−2000
    
     装置の用途:本装置は、トランスデューサ、増幅器などをユニット化することにより、
    
           各種生体現象を測定記録できるようにした、多用途測定記録装置です。
    
    WEB−5500
    
     装置の用途:本装置は、心電図、脳波、観血血圧、眼振図などを測定するテレメトリー
    
           式生体信号測定装置です。
    
    
    
    
  8. その他

    
    対象となるPEG−2000 3台、WEB−5500 39台について納入した医療機関
    
    は全て把握できておりますので、納入いたしました医療機関に対し改修する旨を
    
    通知し当該品の改修を行います。
    
    
    
    
  9. 担当者名及び連絡先

    
    連絡先:日本光電工業株式会社
    
        東京都新宿区西落合1−31−4
    
    電 話 03-5996-8022
    
    FAX  03-5996-8089
    
    担当者:品質管理本部 三村 学,前田 優