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2004年4月5日作成

医療用具回収の概要

(クラスII)




  1. 一般名及び販売名

    一般的名称:鉗子
    販 売 名:ディスポーザブル心筋バイオプシー鉗子
    
    

  2. 対象ロット、数量及び出荷時期

    型式、対象ロット及び数量
    
    型式:18050、対象ロット:23012、数量:10本
    型式:23050、対象ロット:23106、数量:3本
    型式:23051、対象ロット:23103、数量:12本
    型式:18110、対象ロット:23112、数量:15本
    型式:18110、対象ロット:23119、数量:15本
                          合計 55本
    出荷時期:平成15年6月11日〜平成16年2月12日
    
    

  3. 製造業者等名称

    会社の名称 :大正医科器械株式会社
    本社の所在地:大阪府大阪市大正区三軒家東1−13−17
    事業の業態:医療用具輸入販売業
    営業所の名称:大正医科器械株式会社
    営業所の住所:大阪府大阪市大正区三軒家東1−13−17
    輸入業許可番号:27BY0053
    輸入先製造業者:DB2C(DB Chirurgical Concept)
    
    

  4. 回収理由

    平成16年3月29日夕方、輸入先企業のフランスDB2C社より限定されたロットの返品要請がありました。
    理由はフランスのAfssaps(French Health Products Safety Agency)が平成16年1月、2月に行った外注滅菌会社の査察で、
    平成15年4月及び6月輸出したロットにて、バイオロジカルインジケータ等の結果より無菌性を保証できない製品があることが発見され、
    平成16年3月24日、不適合指摘がDB2C社に報告されました。
    本報告に基づき指示のあったロットに対し、自主回収することにしました。
    
    

  5. 危惧される具体的な健康被害

    製品の無菌性が保たれずに汚染された状態で使用した場合、発熱などの感染症状が発生する可能性があります。
    問題ロットは平成15年に生産されたもので、フランスで多くの製品がすでに使用されておりますが、健康被害の報告はないとのことです。
    また、日本でも同様に、今のところ健康被害の報告はありません。
    
    

  6. 回収開始年月日

    平成16年3月30日
    
    

  7. 効能・効果又は用途等

    心筋の切除・採取をおこなうための器具です。
    
    

  8. その他

    当該製品を納入した販売業者又は医療機関等に通知し、平成16年3月30日より回収しています。
    回収した製品はすべて、フランスに返品します。
    尚、納入しました販売店及び医療機関は、全て弊社にて把握しています。
    
    

  9. 担当者名及び連絡先

    連絡先:大正医科器械株式会社
    〒551-0002 大阪府大阪市大正区三軒家東4−16−18・大忠ビル
    担当者氏名:薬事 藤井 進
    TEL  :06−6553−9666
    FAX  :06−6553−9305