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平成16年8月23日作成

医療用具改修の概要

(クラスII)



  1. 一般名及び販売名

    一般的名称:乳房用X線診断装置
    販売名  :マンモテスト乳房バイオプシー装置
    
    
  2. 対象ロット、数量及び出荷時期

    対象ロット:1988年(昭和63年)製造から2004年(平成16年)1月製造の製品
          S/N 9654-0101-003;9654-0103-004;9654-0202-006;8076-0696-002
    出荷数量 : 4 
    出荷時期 :平成13年3月〜平成16年1月16日
    
    
  3. 製造業者等名称

    輸入販売業者名:東洋メディック株式会社 
    所在地    :東京都新宿区東五軒町2-13
    業許可    :医療用具輸入販売業
    輸入先    :米国 フィッシャー イメージング コーポレイション(以下、フィッシャー社という)
    国内管理人  :医療産業株式会社
    所在地    :東京都文京区湯島4-2-1
    
    
  4. 改修理由

    サービスマンが作業中に、X線管アームアセンブリーに不用意に体重をかけたためにX線管
    アクチュエイタシャフトが4インチ下がった事例があった。これが発生すると患者が
    怪我をする恐れがある為、改修措置を行うこととした。
    
    
  5. 危惧される具体的な健康被害

    東洋メディック社が販売する本装置には、「穿刺針」であるバイオプシーニードル
    (生検針ともいう)は含まれていません。顧客側にて別途承認された他社製品「穿刺針」
    であるバイオプシーニードルを準備装備して総合的にこの診断が行われます。
    乳房にバイオプシニードルが挿入されているその時に当該不具合が発生すると、
    患者はベットから落ちたりはしないがバイオプシーニードルが少しズレ組織内をひっかき、
    痕が残る健康被害の可能性があります。しかし重篤な健康被害にはならない。
    バイオプシーニードル挿入時間は瞬時です。挿入時以外は健康被害の可能性はありません。
    なお、製品導入後、国内での患者の健康被害は報告されていません。
    また、海外での健康被害も報告されていません。
    
    
  6. 改修開始年月日

    平成16年8月19日開始(情報提供日)
    
    
  7. 効能・効果又は用途等

    当該X線医療画像検査装置より得られる画像イメージにて、乳癌の診断、特に早期発見、
    乳房性疾患すなわち乳腺症、線維腺腫、のう腫、癌などの診断に用いる。
    
    
  8. その他

    納入先はすべて特定され把握出来ている。
    
    
  9. 担当者名及び連絡先

    東洋メディック株式会社
     安全管理責任者(技術部長) 堀 元之
     e-mail:m-hori@toyo-medic.co.jp TEL:03-3268-0021 FAX:03-3268-0264