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2004年5月18日作成

2004年5月27日訂正(*)

(訂正個所4カ所に*印を表示いたします)

医療用具回収の概要

(クラスII)




  1. 一般名及び販売名

     一般的名称:直接X線透視撮影台
     販 売 名 :立位昇降撮影台      SA−90−OMC
          :小児立位専用撮影台   SA−PB1
          :乳幼児撮影台      SA−PB1
          :長尺リーダー撮影台   SA−R1
    

  2. 対象ロット、数量及び出荷時期

      立位昇降撮影台   SA−90−OMC
       製造番号
       *43ANN−361001〜43ANN―361009
       *44ANN−361001〜44ANN−361006
        45CNN−361001〜45CNN−361004
        45CNN−361006〜45CNN−361014
        45CNN−361016
      *数  量:国内 計22台、国外 計7台
      *出荷時期:平成13年(2001年)4月 〜平成16年(2004年)3月
    
      小児立位専用撮影台  SA−PB1
       製造番号
        45ANN−411002〜45ANN−411005
       数  量:国内 計4台
       出荷時期:平成15年(2003年)6月 〜平成16年(2004年)3月
    
      乳幼児撮影台      SA−PB2
       製造番号
        45ANN−411002〜45ANN−411003
        46ANN−411001〜46ANN−411002
       数  量:国内 計4台
       出荷時期:平成15年(2003年)7月 〜平成16年(2004年)5月
    
      長尺リーダー撮影台 SA−R1
       製造番号
        45CNN−781001〜45CNN−781003
       数  量:国内 計3台
       出荷時期:平成15年(2003年)10月 〜平成16年(2004年)12月
    

  3. 製造業者等名称

         会社の名称:三共医療機株式会社
         本社所在地:大阪府東大阪市加納6−7−43
         許可番号 :27BZ5023
         薬事法に基づく業態許可状況:医療用具製造業
    

  4. 回収理由

     国内において、立位昇降撮影台『SA-90−OMC』として販売しております製品の受像部(カセッテ受け部)の
    ワイヤー端末が外れて受像部(カセッテ受け部)が下降する事例がありました。
     この発生原因としては、ワイヤー端末の締め付け不足が原因で、ワイヤーの端末が外れて、受像部がアンバランスに
    なり下降しました。
     同一部品を使用している小児立位専用撮影台「SA−PB1」、 乳幼児撮影台「SA−PB2」、 長尺リーダー
    撮影台「SA−R1」に関しても同様の事故が発生する可能性があります。
     いずれの装置も受像部はストッパー金具で停止しますので、足の上に落下する恐れはありません。
     同様事例の再発を防止するため、ワイヤーを交換する作業(改修)を自主的に行なうことと致しました。
    

  5. 危惧される具体的な健康被害

     万一検査中にワイヤーが外れた場合、患者または医療関係者に接触して負傷する可能性があります。
     なお、これまでに、健康被害の報告はありません。
    

  6. 回収開始年月日

    平成16年5月18日 (情報提供の開始)
    

  7. 効能・効果又は用途等

     X線高電圧装置と組み合わせ、立位のX線診断が行なえ、骨撮影、胸部撮影などに使用できます。
    

  8. その他

    納入いたしました医療機関はすべて弊社において把握しておりますので、文書にて通知の上、改修を実施します。
    

  9. 担当者名及び連絡先

    担当者名 :技術部 富永
    連 絡 先:三共医療機株式会社
    大阪府東大阪市加納6−7−43
    	電話 072 - 875 - 3068
    	FAX 072 - 875 - 3069