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2004年 5月17日作成
医療用具回収の概要
(クラスII)
一般的名称 : 全身用X線CT装置 販売名 : 全身用X線CT装置 HiSpeed 一般的名称 : 全身用X線CT装置 販売名 : 全身用X線CT装置 ProSpeed *該当部分は、各装置のテーブル部
製造番号 :DX2265〜DX2273、DX2282、DX4286、DX8004、NX1066、NX2089〜 NX2094、NX2096〜NX2115、NX3116〜NX3120、ZX0015、ZX0016 HiSpeed LX/i,FX/i,DX/i,ZX/i,NX/i,NX/i-Pro 計 46台 RF2156、RF2157、RF2159〜RF2170、RF2172〜RF2179、RF2184、 RH2006〜RH2009、RH2011〜RH2035、RH2037〜RH2041、RH3042〜 RH3066、RH3068、RH3072、RH3080、RX2142〜RX2170、RX3171〜 RX3181、RX3183〜RX3242、RX4243〜RX4245、RX4247、RX4249〜 RX4251 ProSpeed AI,FI, FII 計192台 数量 : 国内 計 238台 出荷時期 : 平成14年(2002年)8月 〜 平成16年(2004年)5月
会社の名称 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 輸入営業所所在地 東京都日野市旭が丘4−7−127 許可番号 13BZ6216・13BY6485 許可の種類 医療用具製造業・医療用具輸入販売業 輸入元製造業者 ジーイーハンウェイメディカルシステムズ(中華人民共和国)
CT装置のテーブル昇降機構は、油圧シリンダーの伸び縮みにより行なわれます。 この油圧シリンダーとテーブルの接続部には金属製のシャフトを使用しています。 今回、シャフト製造業者より供給されたシャフトに加工不良品が混入していたため折損を起こし、 テーブルが最下位の位置まで下降し昇降機能が動作しなくなりました。 今回の対象ロットは、加工不良品の混入の恐れを否定できないことから、 安全確保の観点より、対象ロットすべてに対して、正規の部品に交換いたします。
当該シャフトに掛かる荷重は、テーブルが最低位置にある場合が、最高位置にある場合の3倍以上の 荷重がかかる構造であることから、シャフト破損の可能性は、衝撃のより少ない、 テーブルが最低位置にある時にその発生が極めて高くなります。 また、テーブル寝台部にはラバーマットが敷かれており、 それが衝撃緩和に働き、実際の衝撃の度合いはより低くなります。 また、万が一の下降時には、テーブル寝台部の支持機構により、傾斜することなく水平状態は維持されます。 これらより、患者落下の可能性については極めて低いと考えます。なお、これまでに健康被害の報告はありません。
平成16年 5月 12日 (情報提供の開始)
本全身用X線CT装置は、対面しているX線管ユニットと 検出器が患者(被検者)のまわりを回転してX線の照射を行ない、 そのデータをもとにコンピューターで計算して体内の断層像を画面に表示し、分析をする装置です。
納入いたしました医療機関はすべて弊社が把握しておりますので、連絡の上、改修を実施します。
担当者名 : 小口 真一・ 熊谷 昌彦 連絡先 : ジーイー横河メディカルシステム株式会社 東京都日野市旭が丘4−7−127 電話 042 - 585 - 5811(直通) FAX 042 - 585 - 5911