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平成14年4月4日作成
医薬品回収の概要
(クラスIII)
一般名 ; なし 販売名 ; Lタイプワコ−GPT・J2
ロット 数量(セット) 出荷時期 DL382 30 平成13年 7月 〜 平成13年10月 DL381 600 平成13年 7月 〜 平成13年10月 DK151 400 平成13年 8月 DK833 570 平成13年 8月 〜 平成13年11月 DK830 494 平成13年 8月 〜 平成13年12月 DK835 70 平成13年 8月 〜 平成14年 3月 DK838 300 平成13年 8月 〜 平成13年11月 DK836 180 平成13年 8月 〜 平成13年11月 DK829 500 平成13年 7月 〜 平成13年10月 DJ279 400 平成13年10月 〜 平成14年 2月 DJ281 200 平成13年 9月 〜 平成13年11月 DJ278 750 平成13年 9月 〜 平成13年12月 DJ277 660 平成13年 9月 〜 平成14年 2月 DH427 600 平成13年10月 DH761 300 平成13年11月 〜 平成14年 2月 DH759 200 平成13年11月 〜 平成14年 2月 DH757 540 平成13年10月 〜 平成14年 3月 DH760 240 平成13年11月 〜 平成14年 3月 DG221 30 平成13年10月 〜 平成13年12月 合計 7064(セット)
製造業者; 和光純薬工業株式会社 大阪市中央区道修町三丁目1番2号 製造所 ; 和光純薬工業株式会社 三重工場 三重県三重郡菰野町大字大強原2613−2
初期吸光度が低くなっているので調査したところ、NADHを消費する不純酵素量が多いLDHを原料とした為、NADHの必要量が維持されないことが判りました。
この場合、測定上限付近ではGPT活性値が8〜9%低く測定されます。ただし、有効期限内であれば承認事項を逸脱するものはありません。診断上は問題ないと判断しますが、品質確保の観点から念のため回収します。
有効期限に近づいて高値検体が低く測定された場合でも承認事項は逸脱しません。
本試薬は肝疾患のマーカーとしてGPTの一次スクリ−ニング用に利用されていますが、本試薬の測定値のみでは確定診断されません。通常、他の臨床検査結果等を含めた総合的な所見より診断治療されるため、健康被害を生じる可能性はないと考えております。
現在健康被害を生じたと言う報告は受けておりません。
平成14年4月4日
血清中・血漿中グルタミック・ピルビック・トランスアミナ−ゼ(GPT)活性の測定。
納入した代理店及び医療機関はすべて判明しており、それらの施設に対し回収する旨を文書で通知し、弊社のMRが訪問して当該ロットの製品を自主回収します。
連絡先 和光純薬工業株式会社 大阪市中央区道修町三丁目1番2号 電話 06-6203-1592 FAX 06-6203-4640 担当者 野口 昭也