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    令和 3年 2月16日作成
    

    医療機器回収の概要

    (クラスII)

  1. 一般的名称及び販売名

  2. 一般的名称: 頸動脈用ステント
    販売名  : 頸動脈用プリサイス
    
    
  3. 対象ロット、数量及び出荷時期

  4. 製品番号:
    PC0620RXC, PC0630RXC, PC0730RXC, PC0740RXC, PC0830RXC, PC0840RXC, PC0930RXC,
    PC0940RXC, PC1030RXC, PC1040RXC
    対象ロット:
    17917084, 17920423, 17931102, 17949017, 17955964, 17910548, 17914196,
    17915158, 17921807, 17937805, 17939529, 17945243, 17945883, 17909814,
    17916479, 17925699, 17929770, 17935168, 17940238, 17941419, 17949346,
    17951255, 17905295, 17915162, 17920425, 17922174, 17926320, 17935169,
    17940240, 17910553, 17916481, 17919724, 17928285, 17934630, 17936244,
    17939531, 17945884, 17945885, 17949962, 17955967, 17959602, 17904654,
    17907246, 17910556, 17912285, 17913915, 17918979, 17918980, 17920427,
    17921809, 17924451, 17926321, 17928286, 17931763, 17933387, 17935170,
    17936245, 17936922, 17936923, 17941421, 17941422, 17941876, 17941877,
    17951256, 17959603, 17961226, 17906531, 17914902, 17929126, 17934632,
    17941424, 17945244, 17946676, 17946963, 17954608, 17960312, 17907250,
    17912290, 17914198, 17916482, 17917085, 17919725, 17928287, 17931103,
    17935173, 17936247, 17939532, 17945886, 17950287, 17955668, 17911881,
    17913484, 17918070, 17934633, 17940243, 17904656, 17911883, 17913485,
    17914199, 17917086, 17917087, 17917088, 17920429, 17927599, 17928289,
    17929128, 17931104, 17934634, 17935176, 17936248, 17954160
    出荷数量:1855本
    出荷時期:2020年2月4日〜2021年2月2日
    
    
  5. 製造販売業者等名称

  6. 製造販売業者の名称 : Cardinal Health Japan 合同会社
    製造販売業者の所在地: 東京都新宿区西新宿3‐7‐1 新宿パークタワー
    許可の種類     : 第一種医療機器製造販売業
    許可番号      : 13B1X10232
    製造業者:Cordis Corporation(コーディス社)
    輸入先国:アメリカ合衆国
    
    
  7. 回収理由

  8. 本製品の先端チップとインナーシャフトの接着が不十分な製品が混入した旨の報告がありました。
    報告のあった不具合とその後のチップ引張り試験のデータ分析により、特定の作業者によるチップ接着工程に絞
    り込まれております。
    調査にて特定されたロットは先端チップ離断の可能性があるため、当該製品の自主回収を決定いたしました。
    
    
  9. 危惧される具体的な健康被害

  10. 先端チップの離断により代替製品の準備による手技時間の遷延、予定にない追加の経皮的あるいは
    外科的な処置、あるいは脳卒中等の恐れがあります。
    しかしながら、本製品を使用する際には遠位塞栓防止用デバイスを併用するため、先端チップが離
    断しても血管内に遺残することはなく、重篤な健康被害の発生はないと考えております。
    現段階において、本事象による重篤な健康被害は、国内外で報告されておりません。
    
    
  11. 回収開始年月日

  12. 令和3年2月16日
    
    
    
  13. 効能・効果又は用途等

  14. 経皮経管的に頸部頸動脈(総頸動脈、内頸動脈)の狭窄部位に挿入・留置することにより血管内腔を
    拡張・維持する。
    対象患者:外科的治療(頸動脈内膜剥離術(CEA))が困難で、且つ以下の基準を満たす標的血管径が 
    5〜9mmである患者
    ・ 神経症状(一過性脳虚血発作又は脳卒中)を伴い、超音波検査又は血管造影検査によって、総頸動
    脈又は内頸動脈に 50%以上のアテローム性狭窄が認められる患者
    ・ 神経症状を伴わないが、超音波検査又は血管造影検査によって、総頸動脈又は内頸動脈に 80%以上
    のアテローム性狭窄が認められる患者
    
    
  15. その他

  16. 対象機器を納入した医療機関は全て把握しております。文書による通知の上、速やかに対象機器の自主回収を実
    施いたします。
    
    
  17. 担当者及び連絡先

  18. 担当者 : 品質保証部 松浦 圭太
    連絡先 : Cardinal Health Japan 合同会社
    電話番号: 080-3208-9455
    FAX番号 : 03-3340-3203