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    令和 2年11月18日作成
    令和3年3月26日訂正(*)
    

    医療機器回収の概要

    (クラスII)

  1. 一般的名称及び販売名

  2. 一般的名称: 経カテーテルウシ心のう膜弁
    販売名  : ロータスエッジバルブシステム
    
    
  3. 対象ロット、数量及び出荷時期

  4. 品番:H749LVS230
    ロット:24666791  24666793  24666795  24666796  24666799  24667622
       24667623  24667629  24667651  24667652  24667654  24667655
       24877223  24990422  24990426  25004441* 25004443  25004444*
       25004445  25004446  25382256  25399707  25399710  25399711
       25399712          
      
    
    品番:H749LVS250
    ロット:25382564  25399927  25399933  25399932  25399930  25399929  
       24873177  24873165  24873164  24872899  24873174  24873179
       24873172  25004706  24639967  24639974  24639971  24639978
       24639963  24639973  24640001  24639975  24639976  24639979
       24639966              
    
    品番:H749LVS270
    ロット:25400029  25400021  25400026  25400020  25400024  25400027
       24990436  24990433  24873243  24990435  24657847  24657850        
    
    出荷数量:62本*
    出荷時期:令和2年2月12日〜令和2年11月10日
    
    
  5. 製造販売業者等名称

  6. 製造販売業者の名称 : ボストン・サイエンティフィックジャパン株式会社
    製造販売業者の所在地: 東京都中野区中野4-10-2 中野セントラルパークサウス
    許可の種類     : 第一種医療機器製造販売業
    許可番号      : 13B1X00043
    製造元の名称及び国名: Boston Scientific Limited、米国
    
    
  7. 回収理由

  8. 本製品のデリバリーカテーテルは複雑な構造になっており、生体弁を留置する手技においては生体弁の
    位置決め、評価、リリースの一連の操作を注意深く実施頂く必要があります。手技の際には、生体弁を
    ロックする前に透視画像上でシステムに異常がないことを目視確認いただく必要があり、異常があるま
    ま手技が続行された場合は生体弁のリリースが困難になることが考えられます。留置時に異常を検知し、
    健康被害発生のリスクを低減するためには目視確認が有効であることから、添付文書等にて注意喚起を
    させていただいておりましたが、海外製造元は留置手技中に発生する可能性のある健康被害を完全に回
    避することは困難であると判断し、全世界において本品を自主的に回収することを決定致しました。本
    決定を受け、国内においても自主回収を行うこととしました。
    なお、国内においては本事象の発生報告はありません。
    
    
  9. 危惧される具体的な健康被害

  10. 本事象が発生し、生体弁が適切にリリースされなかった場合、外科的処置が必要となる可能性が考えられます。
    しかしながら、医師は手技中の透視画像にて本事象の発生を検知し、適切な対処を行うことができるため、重篤
    な健康被害に至る可能性はないと考えます。なお、国内においては本事象の発生または本事象に関連する健康被
    害の報告はございません。
    
    
  11. 回収開始年月日

  12. 令和2年11月17日 (情報提供を令和2年11月17日に全ての施設へ実施済みです。)
    
    
    
  13. 効能・効果又は用途等

  14. 本品は、経皮的心臓弁留置に用いる自己拡張型の経皮的大動脈生体弁(ウシ心のう膜弁)システムであり、
    自己大動脈弁弁尖の硬化変性に起因する症候性の重度大動脈弁狭窄を有し、かつ外科的手術を施行するこ
    とができず、本品による治療が当該患者にとって最善であると判断された患者に使用することを目的とす
    る。ただし、慢性透析患者を除く。
    
    
  15. その他

  16. 当該製品を納入した医療機関等は特定されておりますので、文書にて通知の上、回収を行います。
    
    
  17. 担当者及び連絡先

  18. 担当者 : 信頼性保証本部 西垣達矢、長倉悠太、武田邦子
    連絡先 : ボストン・サイエンティフィックジャパン株式会社
          東京都中野区中野4-10-2 中野セントラルパークサウス
    電話番号: 03-6853-7090
    FAX番号 : 03-6853-7380