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令和 2年 1月16日作成 令和 2年 2月13日作成訂正(*) 令和 6年 7月 2日訂正(**)
一般的名称及び販売名
一般的名称:(1)-(4)全身用X線CT診断装置(*) 販売名 :(1)ブリリアンス iCT (2)ブリリアンスCT Powerシリーズ (3)Ingenuity CT シリーズ (4)IQon スペクトラル CT(*)
対象ロット、数量及び出荷時期
(1)ブリリアンス iCT 製造番号 : 83007,85012,85014,85101,85153, 100058,100082,100084,100099,100133,100142,100176,100178,100182,100214,100217,100228, 100244,100270,100275,100291,100299(**), 100339,100354,100385, 100401,100427,100434, 100461,100498,100517,100603,100610,100653,100728,100744,100747,200043,200051,200200, 200202 対象数量 :41台(**) 出荷時期 :2008年12月から2020年1月(**) (2)ブリリアンスCT Powerシリーズ 製造番号 : 9587,10519,90177(**), 95293,95333,95400(**), 95431(**), 95447,95551,95599,95607,95667, 6003368,6003844,6003941 対象数量 :15台(**) 出荷時期 :2006年3月(**)から2018年6月 (3)Ingenuity CT シリーズ 製造番号 : 30018,30019,30028,30031,30042,32197,52022,52080,52081,300049,300053,300065,300081, 300159,300214,300216,300217,300224,300226,300230,300231,300239,300241,300242,300245, 300249,300258,300259,300260,310019,310026,310037,310052,310070,310138,320010,320342, 320415,320418,320487,333014,333015,333030,333031,333046,333053,333055,333114,333171, 333173,333177,333186,336034,336046,336086,336091,336108,336110,336199,336204,336327, 336340,336354,336360,336372,336431,336433,336462,339009 対象数量 :69台 出荷時期 :2011年11月から2019年9月 (4)IQon スペクトラル CT(*) 製造番号 : 860022,860027,860032,860033,860040,860048,860060,860062,860065,860066,860068,860071, 860072,860075,860078,860080,860088,860099,860102,860110,860112,860115,860135,860138, 860141(*) 対象数量 :25台(*) 出荷時期 :2016年8月から2019年10月(*)
製造販売業者等名称
製造販売業者の名称 : 株式会社フィリップス・ジャパン 製造販売業者の所在地: 東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ森JPタワー(**) 許可の種類 : 第一種医療機器製造販売業 許可番号 : 13B1X00221 輸入先製造業者名 : Philips Medical Systems (Cleveland), Inc. (アメリカ合衆国)
改修理由
海外製造元により、市場からの報告を基に調査した結果、当該装置のソフトウェアバージョン4.xにおいて、 ステップ&シュート撮像(低線量で高画質の冠動脈および心臓CT画像を撮る撮像方法)を実行する際、以下 の3通りの状況の時に、画像は設定した位相で再構成されるが、異なる位相の数値が画像上にラベル付け(表 示・保存)される可能性のあることがわかりました。 1)位相トレランス(設定した位相に対し最大5%の許容で撮像する機能)を選択したステップ&シュート 撮像を実行する際、acquisitionウィンドウ(データ収集画面)上部に撮影時のECG波形が表示される前に "Start FinalRecon(最終的な再構成の開始)"が選択されている場合 2)位相トレランスを選択したステップ&シュート撮像を実行する際、ECGリード線が撮像中に外れた場合、 またはアプリケーションのクラッシュにより撮像が中断された場合 3)ステップ&シュート撮像中に、患者が不整脈または心拍数の変動を示している場合の、心拍数の変化が あった後に撮像された画像 このため、海外製造元より、本問題の対策として、ソフトウェアのアップデートをするとの連絡を受けまし たので、国内において自主改修として、同作業を行うことといたしました。
危惧される具体的な健康被害
本問題により、画像が誤って解釈され、誤った治療につながるおそれがあります。また、画像を診断に使用でき ない場合、再スキャンが必要になる可能性があります。 しかしながら、臨床上の総合的診断は、他の検査情報と併せて医師によって行われるため、重篤な健康被害につ ながる可能性はないと考えております。 なお、現在まで、国内において、本事象に起因すると思われる健康被害発生の報告は受けておりません。
改修開始年月日
2020年1月15日
効能・効果又は用途等
本装置は、患者に関する多方向からのX線透過信号をコンピュータ処理し、再構成画像を診療のために提供する。
その他
納入いたしました医療機関はすべて弊社が把握しておりますので、連絡の上、改修を実施します。
担当者及び連絡先
担当者 : 石原 雅也(**)、高麗 泰三(**) 連絡先 : 株式会社フィリップス・ジャパン 品質保証本部(**) 電話番号: 0120-556-494 FAX番号 : 03-6690-3594(**)