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平成30年 8月 2日作成
一般的名称及び販売名
一般的名称: (1)可搬型手術用顕微鏡 (2)架台式手術用顕微鏡 販売名 : (1)ライカ M320 可搬型手術用顕微鏡 (2)ライカ M320 架台式手術用顕微鏡
対象ロット、数量及び出荷時期
2014年5月18日から2015年1月21日の間に製造された以下の製品が対象です。 (1)ライカ M320 可搬型手術用顕微鏡 品番 10448419 シリアル番号 90914001 81214001 190115002 品番 10448420 シリアル番号 190514001 190614004 190614005 230714001 180814001 261114004 271114001 271114002 41214003 50115001 200115002 (2)ライカ M320 架台式手術用顕微鏡 品番 10448419 シリアル番号 160714001 品番 10448486 シリアル番号 121014001
製造販売業者等名称
製造販売業者の名称 : ライカマイクロシステムズ株式会社 製造販売業者の所在地: 東京都新宿区高田馬場1‐29‐9 許可の種類 : 第二種医療機器製造販売業 許可番号 : 13B2X10268 製造業者の名称 Leica Instruments (Singapore) Pte. Ltd. 輸入先国 シンガポール
改修理由
外国において「ライカ M320 可搬型手術用顕微鏡」と「ライカ M320 架台式手術用顕微鏡」に使用 されている部品と同一であるパラレログラム上部部品にあるガススプリング固定ブラケットのスクリューの不良 により、顕微鏡本体が意図せずに下降して患者様の口腔部に接触するという不具合が発生しました。原因を調査 した結果、2014年5月18日から2015年1月21日の間に製造されたパラレログラム上部部品にあるガススプリングを 固定するためのスクリューが水素脆化により脆性破壊を起こしていたことが判明しました。そこで当該時期に製 造されたパラレログラムを有する「ライカ M320 可搬型手術用顕微鏡」と「ライカ M320 架台式手 術用顕微鏡」のパラレログラム上部部品を交換する改修を行なうこととしました。
危惧される具体的な健康被害
手術中に顕微鏡本体が意図せずに下降する不具合が発生することで、患者様に顕微鏡本体が接触するおそれがあ りますが、当該機器の添付文書の[使用方法に関連する使用上の注意]における「使用中の注意事項」として 「機器及び患者に異常が発見された場合には、患者に安全な状態で機器の作動を止めるなど適切な措置を講ずる こと。」と記載しており、また、取扱説明書には「関節ブレーキを締め付けているにもかかわらず、 スイングアームが下降する」場合の対策として「-(オプティクスキャリア上の)総重量を減らします。-スイン グアーム垂直ロック用レバーを回します。」と記載しているため、当該不具合が発生しても医療従事者による適 切な対応が可能であり、重篤な健康被害は発生しないと考えます。 これまでに国内で健康被害発生は報告されておりません。
改修開始年月日
平成30年7月9日
効能・効果又は用途等
(1)ライカ M320 可搬型手術用顕微鏡 手術用顕微鏡のうち、天井または壁面等の施設に固定されない機器をいう。 (2)ライカ M320 架台式手術用顕微鏡 手術用顕微鏡のうち天井懸架式のものをいう。
その他
出荷先はすべて把握しております。出荷先に連絡の上、改修いたします。
担当者及び連絡先
担当者 : ライカマイクロシステムズ株式会社 薬事品質保証部 三上 連絡先 : 東京都新宿区高田馬場1‐29‐9 電話番号: 03‐6758‐5620 *受付可能な日時:月曜日~金曜日(平日)の午前9時30分~12時及び午後1時~5時 FAX番号 : 03‐5155‐4345 上記の担当者及び連絡先以外の担当者及び連絡先は以下のとおりです。 ライカマイクロシステムズ株式会社 薬事品質保証部 平和島物流センター 小泉 電話番号 03‐3761‐1165 *受付可能な日時:月曜日~金曜日(平日)の午前9時30分~12時及び午後1時~5時 FAX番号 03‐3761‐1169