閉じる |
平成28年9月28日作成
一般名及び販売名
一般的名称: 重要パラメータ付き多項目モニタ 販売名 : コンパクト生体情報モニタ IntelliVue
対象ロット、数量及び出荷時期
対象製品の型式:IntelliVue MX40 製造番号: US01432497,US01851041,US09677579,US09677581,US09677582,US09677583,US09677584,US09677585, US09677587,US09677589,US09678051,US09680067,US09680069,US09683018 対象台数:14台 出荷時期:平成25年10月から平成28年8月
製造販売業者等名称
製造販売業者の名称 : 株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパン 製造販売業者の所在地: 東京都港区港南2-13-37 フィリップスビル 許可の種類 : 第一種医療機器製造販売業 許可番号 : 13B1X00221 輸入先製造業者名 : フィリップスメディカルシステムズ (アメリカ合衆国)
改修理由
海外製造元から、特定のソフトウェアリビジョン(B.05.28、B.05.29、B.05.32)で動作するIntelliVue MX40 のアラームの設定を、工場出荷時の初期設定の「有効」から「無効」に変更し、かつ一部のフィリップス社製 セントラルモニタ(フィリップスIntelliVueインフォメーションセンターiX、以下セントラルモニタ)と接続 して使用した場合に、そのセントラルモニタの画面上に、IntelliVue MX40のアラームが無効になっている状 態が表示されないことがわかったとの連絡を受けました。そのため海外製造元より、この問題に対応するため IntelliVue MX40のソフトウェアのアップデートを行うとの連絡を受けたため、弊社においても自主改修とし てソフトウェアのアップデートを行うことといたしました。
危惧される具体的な健康被害
当該IntelliVue MX40に接続したセントラルモニタではそのアラームが出力されないため、セントラルモニタ で患者をモニタリングしていた場合は、患者への処置の遅れにつながる可能性があります。しかしながら、当 該IntelliVue MX40の画面上にはアラームが無効状態であることを表示しています。また、IntelliVue MX40の 工場出荷時の初期設定値の変更については、基本、使用者によって行われることはありません。そのため、重 篤な健康被害につながる可能性はないと考えております。現在まで、国内海外ともに、本事象に起因すると思 われる健康被害発生の報告は受けておりません。
改修開始年月日
平成28年9月27日
効能・効果又は用途等
本品は、付属品を利用して患者の生体情報(心電・呼吸、ST、QT、不整脈解析、動脈血酸素飽和度)を収集・ 表示する機器である。また、無線によるデータ通信機能を有し、送信機、受信機やセントラルモニタなどの機 器との接続が可能である。
その他
当該対象製品を納入した医療機関は全て把握しておりますので、連絡の上、ソフトウエアのアップデート作業 を実施いたします。
担当者及び連絡先
担当者 : 大谷龍治 小野英夫 連絡先 : 株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパン 薬事・品質保証本部 電話番号: 0120-556-494 FAX番号 : 03-3740-5206