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    平成27年 7月 2日作成
    平成27年 8月18日訂正(*)
    

    医療機器改修の概要

    (クラスII)

  1. 一般名及び販売名

  2. 一般的名称: 眼底カメラ用プログラム(*)
    販売名  : 医療情報システム NAVIS-AZU
    
    
  3. 対象ロット、数量及び出荷時期

  4. 対象ロット
    ・ソフトウェア Ver 1.0.0、Ver.1.1.0
    
    数量
    ・45台
    
    出荷時期
    ・2014年10月16日〜2015年5月22日
    
    上記全ての装置を対象に改修します。
    
    
  5. 製造販売業者等名称

  6. 製造販売業者の名称 : 株式会社 ニデック
    製造販売業者の所在地: 愛知県蒲郡市拾石町前浜34番地14
    許可の種類     : 第一種医療機器製造販売業
    許可番号      : 23B1X00023
    
    
  7. 改修理由

  8. 当該ソフトウェアは、眼底カメラから提供された眼底画像情報をコンピューター処理し、処理後の情報を診断の
    ために提供することを目的としています。
    
    今回の事象は、記録(PDFデータ)保存中の数秒間に複数の患者データを開くという操作により、ごく稀に別の
    患者にもそのPDFデータが保存先に送られる事象が確認されたため、対象となる施設様にカスタマーレターを配
    布し安全にご使用していただくとともに、改善したソフトウェア(Ver.1.1.1)を準備し、アップデートする自
    主改修をすることとしました。
    
    以下の条件下でNAVIS-AZUの文書アプリで作成したPDFファイルで発生します。
    1)NAVIS-AZUの文書アプリを患者Aで起動する。
    2)患者Aのデータを入力し次の患者Bに切り替えると、患者AのPDFファイル自動保存処理が開始される。
    3)患者AのPDFファイル自動保存中の数秒間に、更に別の患者Cに切り替えると、患者Aは正常に保存され、患者
    Cの保存先にも患者AのPDFファイルが保存される。
    
    
  9. 危惧される具体的な健康被害

  10. 本事象が発生しても文書アプリの診療録(HTML)が書き換わることはありません。また、PDFデータの用途は、
    患者に情報提供する際にハードコピーを作成することが考えられますが、PDFデータに患者名が記載されていま
    すので、患者名を適切に確認することで別の患者データと間違えることを防ぐことができます。
    以上のことから、本事象による重篤な健康被害の発生する恐れはありません。現在において、本事象による健康
    被害の報告は受けていません。
    
    
  11. 改修開始年月日

  12. 平成27年7月2日
    
    
    
  13. 効能・効果又は用途等

  14. 眼底カメラから提供された眼底画像情報をコンピューター処理し、処理後の情報を診断のために提供すること。
    (*)
    
    
  15. その他

  16. 対象となる医療機関は全て把握していますので、医療機関へ連絡の上、改修を実施します。
    
    本品目は、「薬事法等の一部を改正する法律」(平成25年法律第84号)附則に基づく経過措置対象である医療機
    器プログラムです。「平成27年8月11日に認証取得」(*)
    
    
  17. 担当者及び連絡先

  18. 担当者 : 品質管理本部 安立勝俊、遠山 克昭
    連絡先 : 株式会社 ニデック
    電話番号: 0533-67-8827
    FAX番号 : 0533-67-5628