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    平成25年11月20日作成
    

    医療機器回収の概要

    (クラスII)

  1. 一般名及び販売名

  2. 一般的名称: 手術用顕微鏡
    販売名  : ライカ手術顕微鏡Mシリーズ
    
    
  3. 対象ロット、数量及び出荷時期

  4. 1997年から2003年にかけて外国で製造され、1997年から2004年にかけて国内に出荷された手術
    用顕微鏡を天井から吊り下げるためのシーリングマウントのうち現在も使用中の7台で、その内訳は以下のとお
    りです。
    
    製品記号  台数 シリアル番号
    MSF   6  ARPL‐0102 ARPN‐0148 ARRA‐0037 ARSB‐0184
             ARSK‐0069 ARTM‐0056
    
    MS‐1F 1  ARRJ‐0098
    
    
  5. 製造販売業者等名称

  6. 製造販売業者の名称 : ライカマイクロシステムズ株式会社
    製造販売業者の所在地: 東京都港区白金1‐27‐6 白金高輪ステーションビル
    許可の種類     : 第三種医療機器製造販売業
    許可番号      : 13B3X00324
    製造業者の名称:Leica Microsystems (Schweiz) AG
    輸入先国名:スイス
    
    
  7. 改修理由

  8. 外国製造元が、手術顕微鏡を天井から吊り下げる部品であるシーリングマウントの製造業者(以下、シーリン
    グマウント製造業者といいます)から、1997年から2003年にかけて製造されたシーリングマウントに
    ある、リフトアームを上下させる駆動ネジの破損により、リフトアームが約60cm降下する事象の報告を受
    けました。
    これを受けて外国製造元では、シーリングマウント製造業者が1997年から2003年にかけて製造した、当
    社製手術顕微鏡M500N用シーリングマウントMS‐1F&MC‐1FとM841及びM501用シーリング
    マウントMSF‐1(以下、対象シーリングマウントといいます)について、予防措置としての保守点検を行う
    という改修に着手しました。
    そこで当社でも本邦で販売された対象シーリングマウントについて改修を行うこととしました。
    
    
  9. 危惧される具体的な健康被害

  10. リフトアームの降下により患者に傷害を与えることが危惧されます。しかしながら、術前にリフトアームの動作
    を確認すること、術中は術者がリフトアームの付近にいること、及び通常の定期点検を行うことにより、リフト
    アームの降下を防止できるので、重篤な健康被害は考えられません。なお、現在までに健康被害の報告はありま
    せん。
    
  11. 改修開始年月日

  12. 平成25年9月25日
    
    
    
  13. 効能・効果又は用途等

  14. 手術用顕微鏡のうち、天井に固定されている機器をいう。
    
    
  15. その他

  16. 出荷先は全て把握しております。
    
    
  17. 担当者及び連絡先

  18. 担当者 : 三上
    連絡先 : 薬事・品質保証部
    電話番号: 03‐5421‐2803
    FAX番号 : 03‐5421‐2891