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平成24年 5月31日作成
一般名及び販売名
一般名: アルファーフェトプロテインのレクチン反応性による分画比キット、アルファーフェトプロテイン キット 販売名: ミュータスワコー AFP‐L3
対象ロット、数量及び出荷時期
コード番号 販売名 包装 ロット番号 数量 463-41591 ミュータスワコー AFP‐L3 100回用 TQ739 11セット
製造販売業者等名称
製造販売業者の名称 : 和光純薬工業株式会社 製造販売業者の所在地: 大阪府大阪市中央区道修町三丁目1番2号 許可の種類 : 第二種医薬品製造販売業 許可番号 : 27A2X00125 製造業者の名称 : 和光純薬工業株式会社 製造所の名称 : 和光純薬工業株式会社 三重工場 製造所の所在地 : 三重県三重郡菰野町大字大強原2613番地の2 許可の種類 : 体外診断薬、一般 許可番号 : 24AZ000090
回収理由
ミュータスワコー AFP‐L3は、血清中のα‐フェトプロテイン(AFP)のレクチン反応性による分画比 (AFP‐L3%)及びα‐フェトプロテイン(AFP)を測定する試薬です。 本品は、構成試薬 泳動緩衝液1(R1)、泳動緩衝液2(R2)、泳動緩衝液3(R3)、泳動緩衝液4(R4)、標識抗体液 1(C1)、標識抗体液(C2)、蛍光液(FD)からなるキット商品で、一つの容器中に複数の分室があり、それぞれの試 薬が分室に充填されています。 対象ロットは、製造中にC1又はR4にFDが混入した恐れがありますので自主回収いたします。 原因として、製造作業時に小分け充填機のFDの飛び散りを防ぐ、金属板がずれていたため、FDが他試薬に混入し たと考えられます。 今後、金属板がずれないように小分け充填機を改善し、製造を行います。
危惧される具体的な健康被害
蛍光液が混入していた場合、ベースライン上にノイズがあるため、測定値が1ng/mL程度高めになるケースやエ ラーマークの表示(Aマークエラー等)の問題が出る可能性があります。しかし、臨床診断は臨床症状や他の 検査結果等と併せて総合的に判断されますので、重篤な健康被害の可能性は極めて低いと考えます。 なお、現在までのところ本件に関する健康被害発生の報告はございません。
回収開始年月日
平成24年05月31日 (情報提供の開始日)
効能・効果又は用途等
血清中のα‐フェトプロテイン(AFP)のレクチン反応性による分画比(AFP‐L3%)及びα‐フェトプ ロテイン(AFP)の測定(悪性腫瘍の診断の補助)
その他
出荷先の医療機関は全て把握しております。
担当者及び連絡先
担当者 : 島 泰次郎 連絡先 : 臨床検査薬 カスタマーサポートセンター 電話番号: 03-3270-9134