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    平成22年3月12日作成
    

    医療機器回収(改修)の概要

    (クラスII)

  1. 一般名及び販売名

  2. 一般的名称  :据置型デジタル式汎用X線透視診断装置
    販売名   :汎用X線透視診断装置 EXAVISTA
    
    
  3. 対象製造番号、数量及び出荷時期

  4. ・対象製造番号:
    KC10233901  KC10234901  KC10234902  KC10235901  KC10235902
    KC10239902  KC10499901  KC10499902  KC10500901  KC10501901
    KC10838901  KC11544901  KC11545901  KC11927901  KC11928901
    KC12184901  KC12185901  KC12186901  KC12187901  KC12644901
    KC12645901  KC16956801  KC16957802  KC16958801  KC16958802
    KC17326801  KC17326802  KC17783901  KC17783902  KC17948901
    KC17948902  KC17949901  KC17949902  KCR0544803
    ・出荷数量:34台
    ・出荷時期:平成20年9月22日 〜 平成21年12月30日
    
    
  5. 製造販売業者等名称

  6. 製造販売業者の名称  :株式会社日立メディコ
    製造販売業者の住所  :東京都千代田区外神田四丁目14番1号
    主たる機能を有する  :千葉県柏市新十余二2番地1
    事業所所在地
    薬事の業態    :第一種医療機器製造販売業者
    製造販売業許可番号  :12B1X00004
    製造所の名称    :株式会社 日立メディコ 柏事業場
    製造所の住所    :千葉県柏市新十余二2番地1
    薬事の業態    :医療機器製造業
    製造業許可番号    :12BZ000058
    
    
  7. 回収(改修)理由

  8. 国内の納入先において天板を起倒動作させるための「天板傾斜スイッチ」を操作して天板を倒す方向に操作して
    いた際、適切な天板の傾斜角度となったために同スイッチから手を離しましたが、天板の動作が止まらずに傾斜
    動作を続けた事例が発生いたしました。この際、異常に気付いた機器の使用者が操作器のレバーを逆方向に操作
    したために天板は動作を停止いたしました。
    なお、本事象が発生した場合であっても天板の動作は予めソフトウェア上で設定されているリミット位置まで動
    作した後、自動で停止することが確認されています。
    調査の結果、機器の姿勢制御プログラムの一部にバグがあり、特定のタイミングで複数のスイッチを操作した場
    合のみこのような誤動作が発生することが判明いたしました。
    同様な事例が他の機器で発生する可能性を否定できないことから、現在稼働中の機器に対し、姿勢制御プログラ
    ムを変更する回収(改修)を実施することと致しました。
    
    
  9. 危惧される具体的な健康被害

  10. 当該機器による検査中、被検者および機器の様子は常時医師又は診療放射線技師等が監視・確認しているため、
    機器の動作に異常が発生した場合には機器の使用者は容易に異常に気付くことができます。その場合、使用者が
    非常停止ボタン等を操作することで直ちに機器の動作を停止させることができるため、今回の事象により重篤な
    健康被害が発生することはまず考えられません。
    
    
  11. 回収(改修)開始年月日

  12.   平成22年2月22日
    
    
  13. 効果・効能又は用途等

  14. 本装置は、X線を発生させて撮影を行い、フィルム等に人体透過後の画像を投影させ、検査、診断に使用する装
    置で、医師又は診療放射線技師等の有資格者が使用します。
    
    
  15. その他

  16. 対象医療機関の名称と所在地は全て把握しております。
    
    
  17. 担当者及び連絡先

  18. 担当者名  :品質保証本部 薬事情報管理部  平出博一  池谷和之
    連絡先   :株式会社  日立メディコ 柏事業場
    千葉県柏市新十余二2番地1
    電話  04-7131-4167
    FAX   04-7131-4774