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    平成21年4月21日作成
    平成21年4月24日訂正(*)
    

    医療機器改修の概要

    (クラスII)

  1. 一般的名称及び販売名

  2. 一般的名称:診断用心臓電気刺激装置
    販 売 名:EP‐4 電気刺激装置
    
    
  3. 対象製品、数量及び出荷時期

  4. 対象製品:EP‐4 電気刺激装置
    数  量:全出荷数量(計9台)
    出荷時期:平成18年3月〜平成20年2月
    
    
  5. 製造販売業者等名称

  6. 製造販売元:センチュリーメディカル株式会社
      所在地:東京都品川区大崎1‐6‐4 新大崎勧業ビルディング
      業 態:第1種医療機器製造販売業
     許可番号:13B1X00089
    外国製造元:St. Jude Medical,Inc.(米国) (旧EPMedSystems, Inc.)
    
    
  7. 改修理由

  8. 製造元において調査した結果、「EP‐4 電気刺激装置」の外部電源入力の2本の電源導線に挿入すべきヒューズ
    が片方(非接地極側)の電源導線にしか挿入されていないことが判明しました。
    イーピーワークメイトシステムのアイソレーショントランスを介して当該器のAC電源を供給されている場合
    は、健康被害等の問題が発生することはありませんが、当該器を直接院内のACコンセントに接続され、下記
    5.に記述する条件が全て重なった場合はAC電源導線が過熱する可能性があります。従いまして、自主改修を
    行い、EP‐4の外部電源入力の2本の電源導線の両方にヒューズを装着することとしました。
    本品をお使いの皆様におかれましては、アイソレーショントランスを介してご使用いただきますよう、宜しくお
    願い申し上げます。
    
    
  9. 危惧される具体的な健康被害

  10. 通常の使用においては健康被害が発生することはありませんが、本品のAC電源をアイソレーショントランスを
    介さず納入施設内のACコンセントに直接接続し、且つ施設内のAC電源配線の接地側と非接地側が逆に配線さ
    れており、且つEP‐4内部において電源導線の絶縁が保たれておらず、且つ施設内の漏電警報装置が正常に動
    作しなかった(或いは漏電警報装置が設置されていない)場合、電源導線が過熱し、それに触れることにより軽
    い火傷を生じる可能性がありますが、それによって重篤な健康被害に至ることはないと考えられます。
    これまでに健康被害の発生、または上記のような電源導線過熱等の報告は受けておりません。
    
    
  11. 改修開始年月日(*)

  12. 平成21年4月22日(情報提供開始日)
  13. 効能・効果又は用途等

  14. 本品は、電気生理学的検査時に、電極カテーテルを通じて患者の心臓の必要部位に電気刺激を与える装置であ
    る。
    
    
  15. その他

  16. 出荷先(納入先医療機関:8施設)は全て特定されております。
    なお、この改修はEP‐4電気刺激装置に限るもので、EP‐3電気刺激装置やアンプ、PC,ジャンクション
    ボックス他の「イーピーワークメイトシステム」機器は改修対象ではありません。
    
    
  17. 担当者及び連絡先

  18. 連絡先 センチュリーメディカル株式会社
          東京都品川区大崎1‐6‐4
          電話    03‐3491‐0551
          ファックス 03‐3491‐0577
    担当者 上武(品質保証グループ)