2001年1月15日作成
医療用具回収の概要
(クラスIII)
1. 一般名及び販売名
一般的名称: 遠隔操作式X線透視撮影台
販 売 名: DR用透視撮影台 TU−500DR
2. 対象ロット、数量及び出荷時期
数量: 24 台
製造番号:
KC11403801 KC11403802 KC11672801 KC11672802
KC11776807
KC12377801 KC13066801 KC13573801 KC13573802
KC13706802
KC13706901 KC14340601 KC14340602 KC15779901
KC16056901
KC17562901 KC17574701 KC17771901 KC18050001
KC18050002
KCR3697602 KCR4875702 KCR4942702 KCR5443701
出荷時期 : 1995年3月〜2000年9月
3. 製造業者等名称
会社の名称 :吉田電材工業株式会社
本社所在地 :東京都台東区台東3丁目43番6号
薬事の業態 :医療用具製造業
資 本 金 :1200万円
従 業 員 :230人
製造所の名称 :吉田電材工業株式会社 三郷工場
製造所の所在地 :埼玉県三郷市高州2丁目424番地1号
業許可番号 :11BZ0409
4. 回収理由
本透視撮影台の機能には被検者を載せた状態で天板を起したり、倒したりする“起倒”動作があります。この“起倒”動作を行っているモータ駆動回路のヒューズが断線した状態で、“起倒”スイッチを起方向または、倒方向に操作すると、モータは駆動せずに、ブレーキ回路が解除されるため、負荷荷重がアンバランス状態にある場合のみ、逆傾斜方向(頭が下がる方向)に天板が動くおそれがあるため、改修を実施することに致しました。
5. 危惧される具体的な健康被害
モータ駆動回路のヒューズは、電気的過負荷の場合に断線するように設計してあり通常の使用状態では、断線の確率は極めて低く、万一ヒューズが断線した状態でスイッチをONにした場合でも、透視撮影台の動作はゆるやかであるため、被検者の体重は、「肩当て」や「把手」により、支えることができ、又、操作者が透視撮影台の逆傾動作に気付いて操作器を放せば、モータにブレーキがかかって動作が停止するため、健康被害に至る可能性はまず考えられません。なお、現在まで、健康被害の報告は受けておりません。
6. 回収開始年月日
2001年 1月 15日
7. 効能・効果又は用途等
消化管診断用の遠隔操作式透視撮影台で、被検者をテーブルに乗せてX線透視および撮影を行うことができます。
8. その他
納入先の医療機関等は、全て把握しております。
本製品は、(株)日立メディコに納品し医療機関等へは、(株)日立メディコから販売されています。
9. 担当者名及び連絡先
連 絡 先
製 造 元:吉田電材工業株式会社 三郷工場
埼玉県三郷市高州2丁目424番地1号
電 話 0489-55-2121
FAX 0489-55-2397
担当者氏名:品質管理課 今井 博文
販 売 元:株式会社 日立メディコ 医療機器事業本部
千葉県柏市新十余二2番地1
電 話 0471-31-4155
FAX 0471-33-5584
担当者氏名:品質保証本部 柏第一品質保証部 舘 外志雄
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