一覧へ戻る


2000年12月28日作成

医療用具回収の概要
(クラスIII

 

1. 一般名及び販売名


一般的名称:デジタルラジオグラフィ装置
販 売 名:富士コンピューテッドラジオグラフィCR−IR317型(FCR9000)
      富士コンピューテッドラジオグラフィCR−IR319型(FCR9000HQ)

2. 対象ロット、数量及び出荷時期


型式名 :CR−IR317型/CR−IR319型
製造番号:CR−IR317型とCR−IR319型の製造番号は連番となっており型式に関係なく下記番号の装置が今回の改修に該当致します。

製造番号は本体裏面に、貼り付けてある銘板に数字で示してあります。
3622001〜3622013,3642015,3642016,
3642018〜3642045,3652046〜3652061,
3662062〜3662070,3662072〜3662080,
3662082,3662083,3672084〜3672087,
3682088,3672089,3672090,3682091,
3672092,3672093,3682094,3672095,
3672096,3682101,3682102,3692109,
3712110,3692111〜3692116,3702117,
3692118,3692120,3702121,
3702124〜3702127,3702129,3702130,
3702132〜3702134,3722135,3702136,
3712137〜3712140,3712145〜3712149,
4612150,3722151〜3722156,3722162,
3722163,3722165,3722166,
4612167〜4612169,4612171,4612172,
4642176,4612177,4622178〜4622180,
4622182,4632189,4632191,4642201,
4642209〜4642227,4652240〜4652245,
4662251〜4662268,4672275〜4672280,
4672282,4672283,4682284 ,
4672285〜4672291,4682300〜4682304,
4692305,4692306,4692316〜4692323,
4692325〜4692332,4702333,4692334,
4702336〜4702347,4702353〜4702356,
4712357,4712370〜4712381,
4722391〜4722403,5612404,5612405,
5612415〜5612420,5622421〜5622425,
5622437,5622438,5632440〜5632442,
5632445〜5632450,5652458〜5652466,
5642467,5652476〜5652482,
5662492〜5662497,5672509,
5672511〜5672518,5682531〜5682533,
5692543〜5692552,5702562〜5702571,
5712586〜5712592,6612626〜6612630,
6622637〜6622647,6632653〜6632664,
6642674〜6642678,6652687〜6652690,
6662696〜6662698,6672704〜6672706,
6672708,6692709,6692710,
7612714〜7612717,7622718,
7612720〜7612723,7622724,
7632725〜7632727,7642728〜7642732,
7652733,7652734,7662735,7662736,
7672750,7672751,7682756,7692757,
7682758,7692761〜7692766,
7712773〜7712776,7722780,
8612782〜8612784,8632785,8622786,
8632787〜8632790,8632793,8632794,
8652795,8652796

計   :460台

出荷時期:1993年2月〜1998年9月

3. 製造業者等名称


会社の名称 :富士機器工業株式会社
本社所在地 :神奈川県南足柄市竹松1250番地
薬事の業態 :医療用具製造業
資本金 :2億円
従業員 :約560名
製造所 :富士機器工業株式会社
製造所の住所:神奈川県南足柄市竹松1250番地
業許可番号 :14BZ0299

4. 回収理由


(1)状況
  当該製品に使用している電源ユニットにて、発煙事故が数件報告され、故障原因を調査したところ、他の同機種の製品においても、同様の故障が発生する可能性があり、故障予防を目的とし改修を行うことと致しました。

(2)解析結果
  電源ユニットで使用しているサーミスタの定格不足により、使用環境と使用状態によってはサーミスタの温度が高くなりサーミスタ自身に亀裂が入ることがあり、ここに電流が流れることにより発熱し、場合によっては発煙に至ることが判りました

5. 危惧される具体的な健康被害


 電源ユニットの基板はUL規格に適合した難燃性を有した材料を使用しており、電源ユニットの外側は金属カバーで覆われています。更に最外部の装置カバーも難燃性の材料を使用しています。従って不具合が装置外部に拡大する危険性はありません。
 また、電源ユニットが故障することによって、患者さん及び装置を操作する方にとって、健康被害の原因となるとは、まず考えられません。なお、現在まで、健康被害の報告は受けておりません。

6. 回収開始年月日


平成12年12月28日

7. 効能・効果又は用途等


 エックス線像検出プレートに蓄積・記録されたエックス線画像を読み取り、電気信号に変換/出力する装置で、医師若しくは診療放射線技師等有資格者が使用します。
 患者との接触及びエネルギーの授受を目的としない装置です。

8. その他


納入しました医療機関は全て特定しております。

9. 担当者名及び連絡先


連絡先: 富士写真フイルム株式会社 宮台技術開発センター
     機器生産部 品質保証グループ  
       神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地
       TEL 0465−85−4538
         0465−85−4539
       FAX 0465−85−2093
     担当者  部長 渡部       

製造元  富士機器工業株式会社 機器事業部 品質管理部
       神奈川県南足柄市竹松1250
       TEL 0465−73−5253
       FAX 0465−73−5286
     担当者  部長 福井