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2000年9月4日作成

医療用具回収の概要
(クラスII

 

1. 一般名及び販売名


一般的名称:電子内視鏡
販 売 名
フジノンEC−200WM2、 フジノンEC−200LR、 フジノンEC−200MR
フジノンEG−200FP、 フジノンEG−250HR、 フジノンED−200XU

2. 対象ロット、数量及び出荷時期


製造番号:フジノン EC−200WM2 3C216D104, 4C216D001〜4C216D003, 4C216D007, 4C216D013, 4C216D015 4C216D016〜4C216D018, 4C216D023, 4C216D024, 4C216D027, 4C216D028 4C216D030, 4C216D032, 4C216D034〜4C216D037, 4C216D041, 4C216D043 4C216D055, 4C216D056, 4C216D058, 4C216D061, 4C216D063, 4C216D065 4C216D068 計 29台 出荷時期:平成11年12月27日〜平成12年5月26日 製造番号:フジノン EC−200LR 2C161D104, 2C161D119 計 2台 出荷時期:平成12年3月16日 製造番号:フジノン EC−200MR 2C166D051, 2C166D059, 2C166D062, 4C166D001〜4C166D003, 4C166D009 4C166D032, 4C166D034, 4C166D036, 4C166D038, 4C166D044, 4C166D046 4C166D048, 4C166D049, 4C166D051, 4C166D052 計 17台 出荷時期:平成12年1月14日〜平成12年6月1日 製造番号:フジノン EG−200FP 2G135D454, 4G135D008, 4G135D018, 4G135D019, 4G135D029, 4G135D034 4G135D054, 4G135D055, 4G135D058, 4G135D060, 4G135D062, 4G135D063 4G135D072, 4G135D073, 4G135D076, 4G135D078, 4G135D081, 4G135D086 4G135D090, 4G135D092, 4G135D093, 4G135D095, 4G135D097, 4G135D102 4G135D103, 4G135D106, 4G135D114, 4G135D117, 4G135D120, 4G135D125 4G135D139, 4G135D141 計 32台 出荷時期:平成12年3月2日〜平成12年6月9日 製造番号:フジノン EG−250HR 3G165A527, 3G165A554〜3G165A557, 3G165A559, 3G165A561, 3G165A568 3G165A584, 3G165A587, 3G165A589, 3G165A602, 3G165A607, 3G165A608 3G165A610, 3G165A613, 3G165A616, 3G165A618, 3G165A619, 3G165A623 3G165A630, 4G165A002, 4G165A004, 4G165A009, 4G165A011〜4G165A016 4G165A018〜4G165A030, 4G165A046, 4G165A051, 4G165A055, 4G165A058 4G165A059, 4G165A060, 4G165A062, 4G165A063 計 51台 出荷時期:平成12年3月13日〜平成12年6月29日 製造番号:フジノン ED−200XU 2D057D038 計 1台 出荷時期:平成12年3月30日



3. 製造業者等名称


会社名称 : 水戸富士光機株式会社
所在地  : 茨城県那珂郡大宮町東野字泉4112番地
薬事の業態 : 医療用具製造
資本金 : 100,000千円
従業員 : 610人
業許可番号 : 08BZ0181号

4. 回収理由


 内視鏡の挿入部であるアングル部と軟性部の半田接続部分において強度の弱い製品が混入している可能性があります。この部分が強度の弱い状態で繰り返し使用を続けるとアングル部が外れる可能性がありますので,安全管理の徹底のために販売品のチェックを実施するため回収いたします。

5. 危惧される具体的な健康被害


 アングル部が外れた場合,先端部が通常よりは動きにくくなる現象が発生するため使用者は異常であることが判ります。この場合,検査中であれば検査を中止して内視鏡を抜去することにより患者への健康被害は回避することができます。ただし,抜去の際に外れた接続部の金属部が部分的に露出する可能性が考えられ,粘膜にこれが擦過すると傷を付ける可能性がありますがそのレベルは容易に治癒する程度の軽微なものと考えます。また,アングル部が外れた場合でも内部部品の固着性には問題が生じないため,部品などの体内への脱落の危険はありません
 なお,現在まで本件に関する健康被害の報告は受けておりません。

6. 回収開始年月日


平成12年8月31日

7. 効能・効果又は用途等


大腸、胃、十二指腸を内視鏡下に観察,診断または処置するための電子内視鏡です。

8. その他


納入施設は全て特定しており、対象製品に対して回収を実施いたします。

9. 担当者名及び連絡先


製造元
連絡先:水戸富士光機株式会社 第一製造部 品質保証課
住所:茨城県那珂郡大宮町東野字泉4112番地
電 話:0295(52)4556
FAX:0295(52)4578
担当者氏名 : 待井、小野瀬

販売元
連絡先:富士写真光機株式会社 医用機器部 品質保証課
住所:埼玉県大宮市植竹町1丁目324番地
電 話:048(668)2095
FAX:048(668)1570
担当者氏名 :番匠、今井