(広報)



「平成19年度機械包括安全指針による機械安全化のための研修会」
の開催について



平成19年10月12日
厚生労働省労働基準局安全衛生部安全課




 先般、平成19年7月31日付け基発第0731001号「「機械の包括的な安全基準に関する指針」の改正について」において、「機械の包括的な安全基準に関する指針」(以下「機械包括安全指針」という。)が改正されたところであります。

 今般の機械包括安全指針の改正を機に、機械包括安全指針による機械安全化のための研修会を別添のとおり全国各地で開催することとしましたので、機械を製造等する事業者の皆様におかれましては、奮ってご参加くださるようお願いします。




(担当)
 厚生労働省労働基準局
   安全衛生部安全課機械班(内線5504)




(別紙)



「平成19年度 機械包括安全指針による機械安全化のための研修会」実施要綱



1 趣旨・目的

 製造事業者等に対しては、設計・製造の際に、機械が使用されることによる労働災害の発生防止に資するよう努めなければならないこととされているが、このためには機械のリスクアセスメント及び適切なリスクの低減が実施されることが重要である。

 製造事業者等がリスクアセスメント等を行うための指針として、厚生労働省では、全ての機械に適用できる「機械の包括的な安全基準に関する指針」(以下「包括指針」という。)を公表し、その普及を図ってきたところであるが、製造事業者等における機械のリスクアセスメント等の実施状況は必ずしも十分ではないところである。

 今般の包括指針の改正を機に、十分なノウハウを有していない事業者に対し、専門家による研修会を全国各地で開催することとし、製造事業者を主眼として取組みの動機付けを行うとともに、機械のリスクアセスメントの実施方法及び改善方法について、具体的な実施事例、改善事例に基づく指導を行うことを目的とする。


2 研修会実施者(委託先)

中央労働災害防止協会


3 研修会の実施場所等

別添1及び別添2のとおり


4 受講料

無料


5 研修会対象者

主に機械を製造等する事業者(機械を使用する事業者も参加可能)


6 本研修会に関する問い合わせ先

中央労働災害防止協会技術支援部(TEL:03-3452-6375)

http://www.jisha.or.jp/seminar/seminar/19/19kikaihoukatu.html


(別添1)

「機械包括安全指針による機械安全化のための研修会」の実施場所等




(注1)受講料は無料です。

(注2)研修会の参加の予約等に関するお問い合わせは中央労働災害防止協会技術支援部
(TEL:03-3452-6375)にお願いします。
研修会HPリンク先→ http://www.jisha.or.jp/seminar/seminar/19/19kikaihoukatu.html

開催地 回数 会場 定員 所在地 期日
東京 3回  中災防 安全衛生総合センター大教室 
定員 120名
東京都港区芝5−35−2 11/5
1/15
2/15
大阪 2回  近畿安全衛生サービスセンター研修室 
定員 80名
大阪市西区土佐堀2−3−8 11/15
1/9
名古屋 2回 中部安全衛生サービスセンター研修室 
定員 70名
名古屋市熱田区白鳥1−4−19 12/19
1/21
広島 1回 中国四国安全衛生サービスセンター
定員 66名
広島市三篠町3-25-10 1/31
仙台 1回 東北安全衛生サービスセンター研修室 
定員 60名
仙台市青葉区上杉1−3−34 12/6
福岡 1回 九州安全衛生サービスセンター研修室 
定員 100名
福岡市博多区東光2−16−14 12/11


(別添2)


平成19年度 機械包括安全指針による機械安全化のための研修会
カリキュラム(予定)


講義タイトル 内容   時間の目安
開講挨拶 開催地労働局 9:50-10:00  
講義1 機械災害の発生状況及び発生事例 ・機械災害統計
・機械災害発生事例
10:00-10:30 (30分)
講義2 改正機械包括安全指針の概要 ・指針制定の経緯・普及状況
・指針の概要と改正のポイント
・メーカーとユーザーの情報のやり取り
10:30-11:00 (30分)
休憩   11:00-11:10  
講義3 機械の安全化の取組みの必要性


・機械製造者の社会的責任の履行
・製造物責任(PL)リスクの低減
・PL判例、PLトラブル事例
・顧客満足の向上
11:10-12:00 (50分)
昼食/休憩    12:00-13:00  
講義4 機械のリスクアセスメントのその進め方 ・機械のRAの実施方法
・リスク低減策
13:00-14:00 (60分)
演習 RA及び保護方策の検討の
   (グループ討議含む)
・演習
・グループ討議
14:00-15:00 (60分)
休憩   15:00-15:10  
講義5 具体的な保護方策及び実施事例 ・具体的な保護方策
・RA実施事例
・ユーザーとメーカー間の安全化へのやり取り例
15:10-16:30 (90分)
総合質疑   16:30-16:40 :
  テキスト参考資料として
改正機械包括指針パンフ
 
320分



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