照会先 健康局疾病対策課 臓器移植対策室 担当者 竹内、中村 電 話 03-5253-1111 (内線2361,2365) |
平成19年度臓器移植普及推進月間について
1 趣 旨
臓器移植は、臓器の機能が低下し、移植でしか治らない人に、健康な臓器を移植し、健康を回復しようとする医療で、臓器提供者はもとより、広く社会の理解と支援があって成り立つ医療である。
「臓器の移植に関する法律」は、このような移植医療の適正な実施に資することを目的として、平成9年10月に施行され、本年10月で施行後10年が経過することとなり、この間、脳死下及び心臓が停止した死後における臓器移植が逐次行われてきており、実績を積み重ねてきているところである。
しかしながら、今後、臓器移植の一層の定着・推進を図るためには、より多くの方々に臓器提供に関する意思表示をしていただくこと等が不可欠であり、このため、「臓器移植普及推進月間」を設け、広く国民に対して、臓器移植の現状を訴えるとともに、臓器移植に対する理解と協力のための普及啓発を行うものとする。
2 主 催
厚生労働省、各都道府県、(社)日本医師会、(社)日本臓器移植ネットワーク、(財)日本腎臓財団、(社)日本透析医会
3 後 援
文部科学省、日本放送協会、(社)日本民間放送連盟、(社)日本新聞協会、(社)公共広告機構、(財)健康・体力づくり事業財団、(社)日本看護協会、(社)全国腎臓病協議会、(社)日本腎臓学会、(社)日本透析医学会、日本移植学会、(財)日本アイバンク協会
4 実施期間
平成19年10月1日(月)から同月31日(水)まで
5 重点目標
(1) 臓器不全の根治療法である臓器移植について、国民の理解を深めるとともに、できるだけ多くの人々が、臓器提供意思表示カード及び臓器提供意思表示シール等を所持し、臓器提供に関する意思表示がなされるよう協力を呼びかける。
(2) 国民への啓発とあわせて、各地域においては、関係機関の協力により臓器移植体制の整備・強化を図る。
(3) 健全な日常生活を営むために臓器不全予防の重要性を国民に認識してもらう。
6 推進月間の標語
「いのちへの優しさとおもいやり」
上記の他、関係団体において適宜定めるものとする。
7 実施行事等
(1) 臓器移植普及推進月間の周知
臓器移植普及推進月間を国民一般に周知させるため、ポスター、パンフレット等を作成し、関係団体などに配布する。
(2) 大会の開催等
ア. 臓器移植を推進するための全国民に向けた大会を開催する。
イ. 各地域において、月間の趣旨に沿った集会、講演会などを実施する。
(3) 報道機関との連携
テレビ、ラジオ、新聞等報道機関の協力を得るとともに、都道府県広報紙、関係団体の機関紙の活用を図り、臓器移植推進に関する広報を実施する。
[参 考]
臓器移植普及推進月間において厚生労働省が主催等をしている行事
○ 第9回臓器移植推進国民大会(詳細については後日別途周知予定)
期 日 平成19年10月20日(土)
会 場 あいち健康プラザ プラザホール
主 催 厚生労働省、愛知県、(社)日本臓器移植ネットワーク、(財)日本腎臓財団
○ 第10回ドナーファミリーの集い・ランフォービジョン
期 日 平成19年10月21日(日)
会 場 ドナーファミリーの集い・・・東京国際フォーラムG409
ランフォービジョン・・・千鳥が淵公園、皇居周回コース
主 催 東京歯科大学市川総合病院 角膜センター・アイバンク
共 催 慶大眼球銀行、(財)静岡県アイバンク、(財)北海道眼球銀行
(財)山形県アイバンク、(財)兵庫アイバンク、読売アイバンク
(財)熊本県角膜・腎臓バンク協会、杏林組織移植センター
後 援 厚生労働省他
○ 内閣府提供・政府公報番組 ジャストジャパン放送
「もう一度考えてみませんか?あなたの意思」
〜臓器移植普及推進月間〜
放 送 日 10月13日(土)22:00−22:30
放 送 局 テレビ神奈川ほか