平成19年度中国残留日本人孤児公開名簿及び写真

 (名簿は、「名簿番号」、「名前」、「性別」、「肉親と別れたところ」、「終戦当時の推定年齢」、「日本名・家族構成・本籍・避難状況等」、「身体的特徴」、「血液型」、「現住市」の順に記載してありますが、不明なものについては記載してありません)


1 趙   継(チョウ   ケイ)  男  双城(ソウジョウ)県  2〜3歳


幼児期の写真
(現在)(幼児期)

 終戦後、浜江(ヒンコウ)省双城県で、養父「趙衡銓(チョウコウセン)」夫婦に保護された。当時、養父は小学校の教師をしていた。

 後頭部に横2cmの傷跡、背中に2つのホクロ。

B型

黒竜江省哈爾浜市



2 陳  鳳蘭(チン  ホウラン)  女  徳都(トクト)県   5歳位


青年期の写真
(現在)(青年期)

父・母

 昭和20年10月頃、北安(ホクアン)省徳都県龍鎮(リュウチン)街の古い倉庫で母と二人で雨宿りをしているところを、通りかかった養父「陳仁栄(チンジンエイ)」親子に子供服と2本の印鑑(丸印と角印)とともに預けられた。印鑑は、養家の火災で焼失した。

O型

黒竜江省北安市


3 劉  国新(リュウ コクシン)  男  奉天(ホウテン)市  4歳位


少年期の写真
(現在)(少年期)

 日本名「賢一」、父「佐藤松雄」、本籍「宮城県」

 昭和21年2月奉天市鉄西(テツニシ)区の日本人難民収容所で養父「劉秉鈞(リュウヘイキン)」養母「張桂蘭(チョウケイラン)」に引き取られた。その後、養父の遺品の中から本人の身元に関する書付が出てきた。

 左ふくらはぎにホクロ、左足の付け根にあざ。

AB型

遼寧省瀋陽市


  

4 李  鳳朝(リ  ホウチョウ)  男  奉天(ホウテン)市  3歳位


青年期の写真
(現在)(青年期)

 終戦後、奉天市の十間房(ジュッケンボウ)付近にあった国民党警備司令部脇の階段に腰掛けているところを、養父の親友の「斉慶年(サイケイネン)」に連れ去られ、養父「李香馥(リ コウフク)」に渡された。

 右足外側くるぶしの上部に丸い傷跡。

A型

河北省衡水市




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