プレスリリース
平成19年6月8日
厚  生 労 働  省
農  林 水 産  省


米国産牛肉(冷凍センマイ)の混載事例に関する
米国農務省の調査報告書の提出について

1 7日、米国産牛肉(冷凍センマイ)の混載事例(カーギル社フォートモーガン工場)について、米国農務省から別添(仮訳(PDF:165KB)・英文(PDF:51KB))の原因と改善措置に関する調査報告書が提出されたので公表します。

2 当該調査報告書の概要は以下のとおりです。

(1)調査結果

[1]  今回の事案の原因は、当該施設において、牛センマイのラベルと牛レバーのラベルの両方が貼られた蓋がセンマイの梱包に使われ、その箱が、レバー出荷時に混入したことによる。

[2]  今回誤って出荷されたセンマイ(1箱)は、20か月齢以下の月齢証明牛由来である可能性が極めて高いと考えられた。
 なお、その他の箱(牛レバー)については対日輸出適合品である。

(2)改善措置

[1] 日本向け製品の包装・箱詰めは専用エリアで行うこととした。

[2] 日本向け製品の梱包は、日本向け以外の製品の梱包と外見上見分けがつくようにし、予め箱の蓋にラベルを貼付しておくことは禁止した。

[3] 当該施設の技術部門による処理工程の監視などモニタリングを強化した。
(注)上記改善措置は、4月3日以降、導入されている。

3 現在、輸入手続を保留している当該施設から出荷された牛肉等の取扱いについては、先般の査察結果も踏まえ、適切に対応することとしています。

【問い合わせ先】
 連絡先:厚生労働省医薬食品局
      食品安全部監視安全課
 代表:03-5253-1111(内線2455)
 直通:03-3595-2337
 担当:森田

 連絡先:農林水産省消費・安全局
        動物衛生課
 代表:03-3502-8111(内線4581)
 直通:03-3502-5994
 担当:片貝

当資料の農林水産省ホームページ掲載先URL
http://www.maff.go.jp/www/press/press.html


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