参考資料1 |
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《写真番号 1》 |
・ | ワインの正確な専門知識、技能に卓越し、その指導力から日本におけるワイン文化の発展に大きく貢献した実績を持つ。後進ソムリエの指導・育成にも寄与。 |
【ソムリエ 有限会社ワールドワイドサービス TEL03-3234-8751 名簿番号124】
豊富な海外経験から、世界各地のワイン産地で学んだ知識、技能を有しており、もてなしの心、ワイン管理、正確な専門知識の技能に優れているほか、ワイン関連学の確立にも努め、ソムリエのレベルアップ等に貢献をし、また「毎月20日はワインの日」の制定も行うなど、技術伝承に精を出す。
現在は、講習会やコンクールを通じ、豊かな人間性の備わった真のソムリエを育成すべく、今後の若手の技量の強化、日本ソムリエのレベルアップと地位向上に向け、日夜積極的に活動している。
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《写真番号 2》 |
・ | 金属工作において新製品の開発に必要な新しい加工技術を次々と考案、工業の発展に大いに貢献。その技能・技術を留める事無く、技能普及活動や後進の育成などに幅広く活躍。 |
【数値制御金属工作機械工 (株)日立ハイテクノロジーズ TEL029−276−6283 名簿番号12】
一貫して理化学機器精密機械加工に従事し、長年にわたって培った高度な知識・技術を有し、NC機を活用した精密加工における第一人者となる。豊富な経験を基に、半導体縮小投影露光装置における精密加工技術、電子顕微鏡電子レンズ製造技術、タンパク解析装置における製造技術など、製品開発において新たな加工法を考案・確立してきた。
社内では作業主任として、また社外でも技能検定主席検定員として後進技能者の指導と現場管理に力を尽くしながら、自ら機械加工員として現場の改善作業に日々従事している。
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《写真番号 3》 |
・ | 長年にわたり宇宙産業に従事。失敗の許されない過酷な条件の下、精密機械の開発に陣頭指揮を執り、成功させてきた。 |
【その他の計器・光学機械器具組立・修理工 三鷹光器(株) TEL0422−32−1491 名簿番号31】
長年にわたり、大型望遠鏡の製造のほか、数多くのロケット実験に参加し、科学衛星に搭載する観測機器の製造を行うなど、X線天文学等に大きく貢献する。中でもスペースシャトル・コロンビアに搭載された特殊カメラは、NASAを感服させた。
その他、7種類の脳神経外科用スタンドの開発、二酸化炭素削減計画の一環としての太陽集光装置の開発があり、これらのすべては氏が陣頭指揮を執り開発・製品化したものであり、その知恵・想像力・技術力が社会にもたらした貢献度は計り知れない。
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《写真番号 4》 |
・ | 開閉制御器具組立に卓越した技能を有し、高速度気中遮断器の擦り合わせ作業合理化を考案し、交通機関や製鉄所に納める遮断器の製造に注力した。 |
【開閉制御機器組立工 株式会社東芝 TEL042−333−2356 名簿番号44】
開閉制御器具組立の製造に長年従事して培った知識・技能を有しており、特に直流高速度遮断器組立技能やガス絶縁方式断路器組立技能に優れる。また、これら新製品の開発は、機器が正常な動作を行っているか点検を実施する際に用いられ、交通・鉄鋼産業やマンション等受変電設備などに活用されている。
また、技術指導員として後進技能者を指導し、現場管理に力を尽くしながらも、自ら開閉制御組立工として現場の組立作業に従事している。
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《写真番号 5》 |
・ | 長年にわたり、この道一筋に精励し、常に技術・技能の研鑽に努め、その技能と造園全般にわたる知識の広さは我が国の造園業界を代表する人物である。 |
【造園工 有限会社御手洗造園 TEL097−541−5018 名簿番号86】
長年にわたり造園技能検定委員、全国団体の技能講習を務め、ガーデンショー等での出展庭園は、全国規模の造園緑化行事である全国都市緑化フェアで最優秀賞に輝くなど造園業全般にわたって高度な知識と技術技能の保有者である。特に日本庭園の三大技法の一つである石組や瀧、流れに卓越した技能を有し、その優れた技能と知識、抜きんでた人柄、指導力により後進の育成に努めるなど、造園業の発展に大きく寄与しており、我が国の造園業界を代表する人物である。
自然風流れ石組みや露天風呂石組みの技法から、イベント庭園での景観創造手法を考案、和風庭園へのガーデニングの手法の導入の功績を残す。
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《写真番号 6》 |
・ | 伝統的な椅子張の高度な技術だけでなく、新しい技術を積極的に採り入れ、椅子というジャンルを幅広くとらえた活動は、世の中の多くの人々の生活向上に貢献している。 |
【椅子張工 株式会社ミネルバ TEL03−3785−2337 名簿番号135】
伝統的な椅子をつくる確かな製作技術と、新素材へのあくなき探求心を併せ持つ。企業やデザイナーと組んで新しい椅子の試作開発に長年携わるなど、椅子張という仕事の幅を押し広げて来た。クッション材や椅子に使用する材料、フレームとなる木の樹種についてなど、材料の研究にも取り組む。
わが国の椅子文化の根底を支え、他に類を見ない技術者として、企業やデザイナーから絶大な信頼を得るだけでなく、各方面から注目されている。
(注:年齢は表彰日(H18.11.20)現在)