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11月の雇用失業情勢について
<総論> 現下の雇用失業情勢は、厳しさが残るものの、改善が進んでいる。 <労働市場の動き>
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(%、万人)
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(単位:千人、%)
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(注) | 受給者実人員は基本手当(基本分)である。 |
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・ | 雇用者数 5,414万人[17年11月]・・・・・・・・・・・9か月連続の増加 対前年同月差9月 101万人増 10月 95万人増 11月 50万人増 |
・ | 自営業主・家族従業者数 898万人[17年11月]・・・・・・・4か月連続の減少 対前年同月差9月 35万人減 10月 38万人減 11月 28万人減 |
・ | 就業者数 6,344万人[17年11月・・・・・・・・・・・7か月連続の増加 対前年同月差9月 68万人増 10月 57万人増 11月 22万人増 |
・ | 労働力人口6,636万人[17年11月]・・・・・・・・・・・3か月連続の増加 対前年同月差9月 43万人増 10月 50万人増 11月 25万人増 |
・ | 非労働力人口 4,371万人[17年11月]・・・・・・・・・・・3か月連続の減少 対前年同月差9月 17万人減 10月 27万人減 11月 8万人減 |
・ | 労働力率 60.2%[17年11月]・・・・・・・・・・・3か月連続の上昇 対前年同月差9月 0.2ポイント上昇 10月 0.3ポイント上昇 11月 0.1ポイント上昇 |
(参考1)雇用者数の推移
雇用者数(前年同期差)


(参考2)産業別雇用者数 (万人)
17年9月 | 10月 | 11月 | ||||
建設業 | ▲19 | ▲16 | ▲30 | (449) | ||
製造業 | 12 | 12 | 18 | (1,066) | ||
情報通信業 | 6 | 9 | 22 | (174) | ||
運輸業 | 2 | ▲6 | ▲4 | (305) | ||
卸売・小売業 | 22 | 20 | ▲2 | (985) | ||
飲食店、宿泊業 | 15 | 7 | ▲12 | (262) | ||
医療、福祉 | 25 | 22 | 8 | (518) | ||
教育、学習支援業 | 21 | 19 | 4 | (256) | ||
サービス業 | 37 | 41 | 50 | (770) | ||
(他に分類されないもの) |
(注) | 1. | 前年同月差。( )内は実数。 |
2. | 「情報通信業」には、通信業、放送業、ソフトウェア業、情報処理・提供サービス業、インターネット附随サービス業等が含まれる。 「サービス業(他に分類されないもの)」には、労働者派遣業などが含まれるその他の事業サービス業、洗濯・理容・美容・浴場業、旅行業、娯楽業、廃棄物処理業、機械等修理業、広告業、警備業等が含まれる。 |
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・ | 有効求人 223万人[17年11月、季節調整値] 前月比 2.1%増 対前年同月比 9月 9.6%増 10月 8.7%増 11月 6.0%増 |
・ | 有効求職者 225万人[17年11月、季節調整値] 前月比 0.7%増 対前年同月比 9月 3.0%減 10月 1.4%減 11月 2.5%減 |
・ | 新規求人 88万人[17年11月、季節調整値] 前月比 8.9%増 対前年同月比 9月 7.8%増 10月 4.4%増 11月 3.9%増 |
・ | 新規求職者 56万人[17年11月、季節調整値] 前月比 2.1%増 対前年同月比 9月 1.4%減 10月 2.7%増 11月 4.4%減 |
主要産業における新規求人数の対前年同月増減率
(新規学卒者を除きパートタイムを含む)
(新規学卒者を除きパートタイムを含む)
(単位:%)
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年齢別の雇用失業情勢
高年齢者の有効求人倍率は依然として低水準となっており、完全失業率は34歳以下の層及び男性の60〜64歳の層で高水準となっている。
これを、前年差でみると、有効求人倍率は25〜34歳の層を除いて改善しており、完全失業率は24歳以下の層、45〜54歳の層、60〜64歳の層で改善している。これを性別でみると、男性の35〜59歳の層及び女性の25〜34歳の層、55〜59歳の層を除いて完全失業率は改善している。
就業率を前年差でみると、25〜34歳の層及び55〜59歳の層を除いて上昇しており、これを性別でみると、男性の24歳以下及び女性の45〜54歳等の層で相対的に上昇幅が大きくなっている。
(倍,%,万人)
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(資料出所) | 厚生労働省「職業安定業務統計」、総務省統計局「労働力調査」 | ||||||
(注) |
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理由別、年齢別新規求職申込件数(前年同月比)
(平成17年11月)
(平成17年11月)
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理由別、年齢別完全失業者数(前年同月差)
(平成17年11月)
(平成17年11月)
(単位:万人)
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(資料出所) | 総務省統計局「労働力調査」 |
(注) | 「定年等」は定年または雇用契約の満了を、「勤め先等の都合」は勤め先や事業の都合を指す。 |
(別紙)
正社員の職業紹介状況
求人については、
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年月 | 全体の有効求人倍率 (季節調整値) |
正社員有効求人倍率 | 新規求人数 | 就職件数 | 充足率 | ||||||||
構成比 | |||||||||||||
合計 | 正社員 | 非正社員 | 正社員 | 非正社員 | 合計 | 正社員 | 非正社員 | 合計 | 正社員 | 非正社員 | |||
16年11月 | 0.91 | 0.57 | 795,452 | 349,579 | 445,873 | 43.9 | 56.1 | 168,755 | 80,898 | 87,857 | 21.2 | 23.1 | 19.7 |
12月 | 0.90 | 0.58 | 668,331 | 304,161 | 364,170 | 45.5 | 54.5 | 141,066 | 68,296 | 72,770 | 21.1 | 22.5 | 20.0 |
17年1月 | 0.91 | 0.59 | 841,905 | 384,685 | 457,220 | 45.7 | 54.3 | 138,446 | 68,783 | 69,663 | 16.4 | 17.9 | 15.2 |
2月 | 0.91 | 0.60 | 828,807 | 363,636 | 465,171 | 43.9 | 56.1 | 155,263 | 78,811 | 76,452 | 18.7 | 21.7 | 16.4 |
3月 | 0.91 | 0.58 | 936,394 | 377,741 | 558,653 | 40.3 | 59.7 | 218,593 | 99,136 | 119,457 | 23.3 | 26.2 | 21.4 |
4月 | 0.94 | 0.53 | 821,630 | 360,332 | 461,298 | 43.9 | 56.1 | 241,891 | 91,803 | 150,088 | 29.4 | 25.5 | 32.5 |
5月 | 0.94 | 0.52 | 756,455 | 341,295 | 415,160 | 45.1 | 54.9 | 195,211 | 87,972 | 107,239 | 25.8 | 25.8 | 25.8 |
6月 | 0.96 | 0.53 | 820,660 | 364,871 | 455,789 | 44.5 | 55.5 | 187,408 | 90,940 | 96,468 | 22.8 | 24.9 | 21.2 |
7月 | 0.97 | 0.55 | 797,390 | 362,123 | 435,267 | 45.4 | 54.6 | 163,449 | 82,706 | 80,743 | 20.5 | 22.8 | 18.6 |
8月 | 0.97 | 0.57 | 829,185 | 370,588 | 458,597 | 44.7 | 55.3 | 160,897 | 83,375 | 77,522 | 19.4 | 22.5 | 16.9 |
9月 | 0.97 | 0.60 | 873,986 | 387,797 | 486,189 | 44.4 | 55.6 | 177,401 | 88,419 | 88,982 | 20.3 | 22.8 | 18.3 |
10月 | 0.98 | 0.61 | 868,499 | 379,803 | 488,696 | 43.7 | 56.3 | 180,418 | 90,118 | 90,300 | 20.8 | 23.7 | 18.5 |
11月 | 0.99 | 0.63 | 826,835 | 358,106 | 468,729 | 43.3 | 56.7 | 168,929 | 84,689 | 84,240 | 20.4 | 23.6 | 18.0 |
前年同月比(差) | 0.08 | 0.06 | 3.9 | 2.4 | 5.1 | ▲0.6 | 0.6 | 0.1 | 4.7 | ▲4.1 | ▲0.8 | 0.5 | ▲1.7 |
(注) | 1. | 正社員有効求人倍率=正社員有効求人数/常用フルタイム有効求職者数。なお、常用フルタイム有効求職者にはフルタイムの派遣労働者や契約社員を希望する者も含まれるため、厳密な意味での正社員有効求人倍率より低い値となる。 |
2. | 充足率=就職件数/新規求人数 | |
3. | 「非正社員」とは、パートタイム労働者、派遣労働者、臨時・季節労働者、契約社員、準社員、嘱託等の、正社員・正職員でない者である。 | |
4. | 全体の有効求人倍率は季節調整値。その他はすべて実数値。 | |
5. | 求人数及び就職件数については前年同月比(%)、有効求人倍率、構成比及び充足率については前年同月差(ポイント) |
地域別の雇用失業情勢
完全失業率は、全ての地域で低下しており、近畿、中国、四国等では低下幅が相対的に大きくなっている。また、有効求人倍率を見ると、東海では25か月連続で、北関東・甲信では18か月連続で、南関東、中国で13か月連続で、北陸では11か月連続で1倍台となった。一方、北海道、東北、四国、九州等では全国平均を下回っている。 |
完全失業率(%) | 有効求人倍率(倍) | |||
平成17年7〜9月 | 平成17年11月 | |||
全国 | 4.3 | (▲0.4) | 0.99 | (0.08) |
北海道 | 5.2 | (▲0.1) | 0.59 | (0.01) |
東北 | 4.7 | (▲0.4) | 0.68 | (0.01) |
南関東 | 4.2 | (▲0.2) | 1.17 | (0.15) |
北関東・甲信 | 3.6 | (▲0.4) | 1.09 | (▲0.03) |
北陸 | 3.0 | (▲0.3) | 1.07 | (0.15) |
東海 | 3.3 | (▲0.3) | 1.38 | (0.05) |
近畿 | 5.1 | (▲0.7) | 0.96 | (0.13) |
中国 | 3.5 | (▲0.7) | 1.15 | (0.15) |
四国 | 3.8 | (▲1.0) | 0.83 | (0.05) |
九州 | 5.1 | (▲0.5) | 0.68 | (0.07) |
(資料出所) | 総務省統計局「労働力調査」、厚生労働省「職業安定業務統計」 |
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(注) |
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