(1) |
これまでの経緯
・ |
戦後半世紀以上が経過し、戦傷病者及びその妻の高齢化が進み、これらの者が体験した戦中・戦後の労苦の記憶を後世代に伝えることを目的とした戦傷病者等労苦継承事業については、平成13年度から平成15年度において(財)日本傷痍軍人会に学識経験者等で構成する検討会を設け検討した結果、展示を中心とした施設で実施することとなり、戦後60周年の節目となる平成17年度において事業を開始することとした。 |
・ |
現在、東京都内の既存の施設を借り上げ、平成17年度中の開館に向けて準備を進めているところである。 |
|
(2) |
施設の概要
ア |
実施場所 |
東京都千代田区九段南1−5−3共同ビル2号館 |
イ |
面積 |
698平方メートル(1階 338平方メートル 2階 360平方メートル) |
|
(3) |
主な事業
ア |
展示事業
「戦地における労苦」と「復員後の労苦」に係る実物資料や情景展示を行う。 |
イ |
資料収集事業
戦傷病者とその家族が体験した労苦を伝える資料(実物資料、文献図書、写真、体験証言ビデオ等)の所在調査と収集。 |
ウ |
情報の提供・発信事業
史料館が収集・調査した資料、内外の文献図書情報、証言映像などを情報提供する。 |
|
(4) |
平成18年度予算(案)
運営・事業経費 1億9,300万円
|
(5) |
運営委託先
財団法人日本傷痍軍人会 |