海外未送還遺骨の集中的な情報収集事業について

 戦没者遺骨収集については、これまでも戦友や現地政府等から提供された情報に基づき鋭意実施してきたところであるが、戦後60年を経過し、遺骨情報が減少してきているなど特に南方地域の遺骨収集が困難な状況になりつつある。
 このような状況を踏まえ、南方地域について、民間団体等の協力を得て早期に海外未送還遺骨の集中的な情報収集を実施し遺骨収集の促進を図っていくため、18年度以降概ね3年間をかけてフィリピン、東部ニューギニア等において未送還遺骨の集中的な情報収集を実施することとしている。


<予算額>
 【平成17年度予算額】   【平成18年度予算案】
 0百万円 29百万円(新規)

 (内訳)
  ・ 地域  2地域
  フィリピン(5派遣)、東部ニューギニア(3派遣)
  ・ 人員  24名
  フィリピン 15名、東部ニューギニア 9名

<海外未送還遺骨の情報収集事業の具体案>
 民間に事業委託(委託費)
  ・ 事業の周知
  ・ 国内情報の集約・精査
  ・ 派遣計画の策定
  ・ 派遣団の編成
  ・ 海外派遣
  ・ 情報の精査及び報告書の作成 等

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