特記事項
記入例
 麻痺等に関連する項目についての特記事項
  1-1 麻痺等の有無,1-2 関節の動く範囲の制限の有無
 
(1-1) 例1:握力がかなり弱く、ご飯茶碗を持つのがやっとという状況。例2:右下肢の筋力低下が顕著に見られる。
(1-2) 例1:右手首切断で食事等に支障ある。例2:運動機能低下により下肢関節に制限あり、オムツ交換時痛がる。
 移動等に関連する項目についての特記事項
  2-1 寝返り,2-2 起き上がり,2-3 座位保持,2-4 両足での立位保持,2-5 歩行,2-6 移乗,2-7 移動
 
(2-1) 寝返りは、ベッ柵につかまれば可能。
(2-4) 立位保持は、立位のみなら多少ふらつくが自らつかまり可能。次の動作へは不可。
(2-5) 歩行は、Drから「歩行禁止」の指示あり、常時車いすを使用。
 動作等に関連する項目についての特記事項
  3-1 立ち上がり,3-2 片足での立位保持,3-3 洗身
 
(3-1) 立ち上がりは“何とか可能”であるが、通常危険性あり、介護者の手添えにより行っている。
(3-3) 本人洗おうとする気持ちはあるが、全く不十分であり、全介助と思われる。
 身辺の介護等に関連する項目についての特記事項
  4-1 じょくそう(床ずれ)等の有無,4-2 えん下,4-3 食事摂取,4-4 飲水,4-5 排尿,4-6 排便
 
(4-1) 頸椎損傷により褥瘡ができやすく、1時間置きに体交必要。仙骨部及び踵(かかと)と踝(くるぶし)にできやすい。
(4-4) 知的障害者により薬を飲む目的の飲水なのか何なのか理解がなく、準備をすれば飲水できるが、介助が必要。
(4-5) 排尿は時々トイレ誘導するが、常時紙おむつ使用。
 身辺の世話等に関連する項目についての特記事項
  5-1 清潔,5-2 衣服着脱,5-3 薬の内服,5-4 金銭の管理,5-5 電話の利用,5-6 日常の意思決定
 
(5-1) ア.総入れ歯で、入れ歯を口から出すことはできるが、次の動作から一連の行為は介助を要する。
(5-1) イ.タオルの準備等の介助を要するが、タオルを持たせれば自己にて行う事もある。
(5-2) イ.ズボン・パンツとも着ることはできないが、脱ぐことは時間はかかるが可能。
(5-3) 家族が薬をオブラートにして準備すると飲める。
 コミュニケーションに関連する項目についての特記事項
  6-1 視力,6-2 聴力,6-3-ア 意思の伝達,6-3-イ 本人独自の表現方法,6-4-ア 介護者の指示への反応,6-4-イ 言葉以外の手段を用いた説明の理解,6-5 記憶・理解,
 
(6-3-ア) 意思伝達は、本人の体調に関することのみで、その日の精神状態・体調に左右されること多い。
(6-3-イ) 自閉症のため介護者側からの問い掛けに対してのみ、手のひらをヒラヒラさせて反応する。
(6-4-イ) トイレ、おやつ、散歩など、いつも使い慣れている絵でコミュニケーションをはかっている。
 行動に関連する項目についての特記事項
  7 行動(ア〜ヤまで)
 
(エ) 月数回うつ傾向の状態がある。長くは続かないが、誰とも話したがらない時がある。
(テ) 例1:重心のため、“ひどい物忘れ”は出ない。例2:寝たきりのため“ひどい物忘れ”は出ない。
 医療に関連する項目についての特記事項
  8 医療
 
( ) 筋ジスにより、体温調節ができないため、衣服や布団の調節が2時間置きに必要。
(11) 脊椎損傷による四肢麻痺の寝たきりで、褥瘡になりやすく、防止のため寝返りや踵の位置交換の頻度が1時間おき。
 生活に関連する項目についての特記事項
  9-1 調理,9-2 配下膳,9-3 掃除,9-4 洗濯,9-5 入浴準備,9-6 買物,9-7 交通手段,9-8 文字の視覚的認識使用
 
(9-3) 掃除は能力的にできるが、段差が多いため、部分的に手伝ってもらえば可能。
(9-7) 交通機関に乗れるが、乗り物の乗降は付き添いが必ず必要。

 本用紙に収まらない場合は、適宜用紙を追加して下さい

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