担当 室長補佐 神山 正
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1. | 開所について 中国帰国者問題についての国民の関心と理解を促しつつ、地方公共団体との連携の下に民間ボランティアや地域住民の協力を得ながら中長期的な支援を行うため、中核的施設として、平成13年11月に「中国帰国者支援・交流センター(首都圏)」および「近畿中国帰国者支援・交流センター(近畿圏)」を開所したところですが、この度、新たに次のとおり九州圏に開所することになりましたので、お知らせいたします。
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2. | 日本語受講生の募集について 九州中国帰国者支援・交流センターの開所に先立って5月から中国帰国者のための 日本語受講生の募集を行っておりますのでお知らせします。 なお、募集にあたっての詳細は、九州中国帰国者支援・交流センターに直接お問い 合わせください。
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参考資料1 |
第1 | 中国帰国者支援・交流センターの目的 中国帰国者の平均年齢は60歳代となり、就労はもとより、言葉や生活習慣の相違から、社会的自立が困難な状況にあります。 また、高齢の残留邦人は子世帯(二・三世)を同伴して帰国できるようになったことから二・三世世代も増加し、それらの者についても就労が困難なことや社会的事件に巻き込まれる者など地域社会からの孤立に起因する問題が指摘されているところです。 こうしたことから、中国帰国者問題について、国民の関心と理解を促し、地方公共団体との連携の下に民間ボランティアや地域住民の協力を得ながら、日本語学習支援、相談事業、交流事業などを中長期的に行うため、平成13年11月に設置した「中国帰国者支援・交流センター(首都圏)」および「近畿中国帰国者支援・交流センター(近畿圏)」に引き続き、新たに「九州中国帰国者支援・交流センター(九州圏)」を設置します。 |
第2 | 事業概要 |
1 | .日本語学習支援事業 現在の研修だけでは日本語が習得できない高齢者の増加や成年層でも希望する職種に就業できないという現状に鑑み、進度別、目的別など帰国者のニーズに合わせ、就労に結びつく日本語教育を継続的に実施します。 |
2 | .相談事業 帰国者の年齢層の拡大により、相談内容も多種多様になってきていることや帰国後3年を経過した者が相談する場がないことから、相談窓口を開設し、専門機関、行政機関等と連携しつつ電話・手紙等での相談に対応します。 |
3 | .交流事業 言葉の問題や生活習慣の違い等を抱える帰国者が帰国者同士や地域住民、ボランティア等と交流しコミニュケーションができるような場の提供に努めていきます。 |
第3 | 事業の開始について 日本語学習支援事業は平成16年5月に受講生の募集を行い、6月1日 から授業を開始します。 |
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参考資料2 |
基礎的な研修 |
地域に根ざした研修 |
継続的な支援 |
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参考資料3 |
日本語支援 | ゆっくり日本語(1)コースI・II |
ゆっくり日本語(2)コースI・II | |
日本語能力試験3級対策コース | |
日本語(1)(文法・文型)コースI・II | |
日本語(2)(場面・話題)コースI・II | |
キャリアアップ支援 | ゆっくりパソコン入門コース |
パソコン入門コース |
注1 | 募集定員は各コース10名 ただし、パソコンコースは12名 |
注2 | 授業料は無料 |
注3 | 授業時間等の詳細は九州センターにお問い合わせください |
〒810-0044 | 福岡市中央区六本松1丁目2番22号 福岡県社会福祉センター |
電話 : 092-713-9988 FAX: 092-713-9987 4階 (事務室・OAルーム・生活相談室・日本語教室) 2階 (日本語教室・交流サロン) |
交通手段:(西鉄バス)
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