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2 ロシア政府から受領した日本人抑留者に関する個人資料の提供について

 ロシア政府から受領した旧ソ連抑留者の個人資料について、元抑留者本人又はその御遺族からの照会に速やかに応じることができる簡易検索システムの構築作業を終了し、 平成14年12月から、この資料を関係者に提供する事務を実施しているところである。
 抑留中に作成された書類であり、貴重な資料として提供を希望する者は多いものと考えられるので、下記につき、機会をとらえて広報等により周知するとともに、質問等が寄せられた場合には、厚生労働省に直接照会するよう案内していただきたい。

1. 資料の概要
旧ソ連抑留者で帰還した者の登録文書 (470,538名の個人別記録)
  (注)  抑留中に死亡した者については、ロシア政府から別途受領した資料に基づき、御遺族にお知らせしている。
(主な項目) 氏名、出生年、出生地、召集前の住所、抑留前の所属、階級、抑留された時期・場所、家族の氏名等、本人のサイン、身長、体格等
  (注)  抑留者本人のサイン以外は、ロシア語である。

2. 資料提供の方法
 抑留者本人、その遺族、又はこれらの方から委任を受けた者に対してのみ、資料を閲覧していただくか、又は資料の写を交付する。

3. 資料請求の方法
 抑留された者の氏名、生年月日、出生地名、終戦時の家族構成等、及び請求者の氏名、連絡先を記載した文書(様式自由)に、請求者の身元確認ができる運転免許証等の写を付して、社会・援護局業務課調査資料室あて郵送する。
 なお、請求者が遺族である場合は戸籍謄本等を、また請求者が委任された者である場合は委任状を併せて付していただく。


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