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平成14年度中国残留日本人孤児公開名簿

(名簿は、「名簿番号」、「名前」、「性別」、「肉親と別れたところ」、「終戦当時の推定年齢」、「日本名・家族構成・父母の職業・避難状況等」、「身体的特徴」、「血液型」、「その他」、「現住市」の順に記載してありますが、不明なものについては、記載してありません。)

1 周 鳳岐 男 通河県  6〜7歳

現在
(現在)
青年期
(青年期)

 昭和20年冬、三江省通河県張家崗村の開拓団跡地で中国人に保護され、その後、第三者を介して、養父「周世恩」夫婦に引き取られた。保護された時、病気で歩けなく、衣服はボロボロだった。O型。
 黒竜江省鶏西市


2 鄭 芬玉 女 奉天市  4〜5歳

現在
(現在)
少女期
(少女期)

 父、母。父は、終戦前奉天市の兵器工場に勤めており、工場近くの日本人住宅に住んでいた。終戦後は母と2人であったが、昭和20年冬、母が病気になったため、以前父と同じ兵器工場に勤めていた養父「鄭攀挑」に預けることとし、養母「鄭カク氏」と、養父の兄嫁が引き取りに来た。両耳に小さな窪みがある。首左側の付け根にホクロがある。A型。
 黒竜江省哈爾浜市


3 樊 素蘭 女 哈爾浜市  1歳位

現在
(現在)
少女期
(少女期)

 日本名「春上」又は「村上」。父、母。昭和20年秋、哈爾浜市の香坊収容所で、当時裁縫の行商をしていた養父「樊振海」に引き取られた。当時、父と本人は病気であった。A型。
 黒竜江省哈爾浜市


4 呉 晶森 男 琿春県 5歳

現在
(現在)
青年期
(青年期)

 父、母、姉、兄。父母は開拓団員で、終戦後、間島省琿春県琿春街で、母が養父「呉顕清」に預けた。その後、姉と兄が養父母の家に会いにきた。昭和21年暖かい時期に、母が、養父母の家から炭坑宿舎であった日本人収容所に連れ戻したが、養父の弟に連れ戻された。AB型。
 吉林省図們市


5 苑 淑敏 女 遼陽市 3歳

現在
(現在)
少女期
(少女期)
判明

氏名 佐藤範子
(昭和17年3月1日生)

本籍 長崎県
 日本名「範子(ノリコ)」。終戦前、遼陽市福康里の大和通警察署裏にあった二階建の建物に住んでいた。母が死亡後、父が応召のため、友人の養父「苑霊光」に預けた。父は2度会いに来たが、その後、行方不明。O型。
 遼寧省瀋陽市


6 曲 振昌 男 東寧県  3〜4ケ月

現在
(現在)
幼児期
(幼児期)

 昭和20年8月、牡丹江省東寧県東寧の鉄道付近にあった日本人住宅街の道端で養父「曲成勲」の子供に保護された。保護された時、ベビー服と小さな子供服を重ね着し、帯留め紐で結ばれていた花柄の布に包まれていた。また、その時、熱が出ていた。O型。
 河北省三河市


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