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平成13年1月29日

中国残留邦人等の集団一時帰国について
(今年度認定された孤児の一時帰国)

 財団法人中国残留孤児援護基金では、平成2年度から中国残留邦人等の集団一時帰国援助事業を実施してきておりますが、本年度の第4回目を下記により実施することといたしましたのでお知らせします。
 なお、今回の集団一時帰国は、平成12年度に新たに中国残留日本人孤児と認定された者を対象としており、昨年11月、対面調査のため訪日した孤児4名を含め、参加者全員が、初めての一時帰国となります。(実施の経緯は別紙1参照

1 期間 平成13年3月1日(木)から3月14日(水)までの間
2 日程 別紙2参照
(滞在期間中の詳細な日程は後日お知らせします。)
3 帰国者 12人(別紙3参照)
なお、帰国者の事情で参加人数は変動することがあります。
4 経費 本事業は、国の委託費、一般寄付金により実施します。
5 その他  

(1) 肉親情報がある者について、日本滞在中に対面調査を行う方向で調整中です。(孤児名、日時等は決定次第お知らせします。)
(2) 報道関係者の取材時の留意事項については、後日お知らせします。
(3) 財団法人中国残留孤児援護基金では、集団一時帰国をはじめとする事業にあてるための寄付金を募集しております。
 振込先は別紙4のとおりです。
 なお、寄付された場合は、所得税及び法人税上の優遇措置があります。


照会先
社会・援護局援護企画課中国孤児等対策室
担 当 室長補佐 小 林 佑 一 郎
TEL(直)3595−2456
 (内)3416
財団法人 中国残留孤児援護基金
担 当 業務調査課長 望 月 文 明
TEL   3501−1050


別紙1

平成12年度第4回集団一時帰国について


1 中国残留孤児の肉親調査については、今年度から集団による訪日調査に代えて、中国現地で日中共同の調査を行った後、新たに孤児と認定した者の情報を日本で公開し、肉親に関する情報が得られた者についてのみ訪日対面調査を行うこととし、訪日調査に参加しなくとも永住帰国の途が開かれたところですが、日本の事情、情報を直接知る機会がないまま永住帰国することへの危惧が本人をはじめ、家族、関係者に生じました。

2 このため、今回の集団一時帰国は、財団法人中国残留孤児援護基金に委託して実施している集団一時帰国事業に、永住帰国のためのオリエンテーション、中国帰国者定着促進センターの見学、企業訪問、既に永住帰国した孤児宅訪問など、永住帰国をするかどうかを選択するうえで必要と考えられるプログラムを組み込んで実施することとしたものです。

3 今回の集団一時帰国は、今年度新たに認定された孤児20名のうち12名(昨年11月の訪日対面調査に参加した4名を含む)が参加して3月1日から14日まで行います。


別紙2

中国残留邦人等集団一時帰国滞在期間中の行動日程
(平成12年度第4回)


月日(曜) 行動 備考
  平成13年    
3.1(木) 上海発09:10 成田着12:50(MU523便)
北京発09:20 成田着13:50(CA925便)
 (出発時刻は現地時間)
オリエンテーション(日程説明等)
夕食会(18:00から)
ホテル日航成田宿泊


2(金)

5(月)
説明会(日本の現状等) 都内見学等 2日から5日まで国立オリン ピック記念青少年センター宿泊


6(火)

8(木)
大阪見学等 6日、7日はホテルグランウ゛ィア 大阪宿泊


13
9(金)

13(火)
中国帰国者定着促進センター、企業、孤児宅訪問等 8日から13日まで新高輪プ リンスホテル宿泊
14 14(水) 成田発10:10 上海着12:30(JL791便)
成田発10:40 北京着13:40(JL781便)
 (到着時刻は現地時間)
 

(注)
1 滞在中の行動は、残留邦人等の都合によって一部変更する場合がある。
2 中国残留孤児援護基金〒105-0001港区虎ノ門1−5−8 電話:03-3501-1050
3 厚生労働省社会・援護局中国孤児等対策室
  電話:03-3595-2456(直)、03-5253-1111(代)内線:3465


別紙3

平成12年度(第4回)中国残留邦人等集団一時帰国者名簿

リーフレット
番号
氏名 備考
于 鴻君  
王 桂雲  
王 徳超  
曲 淑清  
けい 宝珍  
馬 福徳 ※(血液鑑定)
11 劉 俊傑  
14 張 万昌 ※(血液鑑定)
15 許 琳  
16 朱 桂珍  
18 谷 鉄鳳 ※(血液鑑定)
20 韓 同来 ※(判明)

(注)※は平成12年11月に実施した訪日対面調査参加者(結果状況)


別紙4


 ご寄付は下記の口座でお受けしておりますので、引き続き温かいご協力をお願いいたします。
 なお、財団法人中国残留孤児援護基金は、平成7年度に「特定公益増進 法人」の指定(平成11年度更新)を受けましたので、個人、団体、企業からの寄付金に対して、法令に基づき免税措置が行われます。

銀行口座
名義は財団法人 中国残留孤児援護基金

富士銀行 (虎ノ門支店 普通預金 No.778162)
さくら銀行 (東京営業部 No.5362336)
さくら銀行 (日比谷支店 No.3135656)
住友銀行 (東京公務部 No.22640)
東京三菱銀行 (虎ノ門公務部 No.0014317)
東京三菱銀行 (内幸町支店 No.0720003)
三和銀行 (虎ノ門支店 No.207646)
第一勧業銀行 (虎ノ門支店 No.2205481)
あさひ銀行 (赤坂支店 No.999753)
大和銀行 (東京公務部 No.6102827)
東海銀行 (東京公務部 No.109324)

郵便振替口座
郵便振替口座番号 00190−0−64863
加入者名 財団法人中国残留孤児援護基金
TEL:03−3501−1050


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