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平成13年1月23日

米国産トウモロコシの検査結果について

 わが国で安全性未審査の遺伝子組換えトウモロコシ「スターリンク」が輸入されないよう、昨年11月21日に日米間で合意された「日本向けの食用トウモロコシのプロトコール」に基づき、日米両国においてスターリンク検査を実施している。

 今般、本年1月15日に送付された第5回目の5検体(米国の検査では5検体ともスターリンク陰性)について、横浜検疫所輸入食品・検疫検査センターにおいて検査を実施した結果、米国の検査で陰性の1検体がスターリンク陽性との結果を得た。他の4検体については、米国の検査と同じ結果が得られた。

 また、本年1月17日に送付された第6回目の5検体(米国の検査では5検体ともスターリンク陰性)については、いずれも陰性で米国の検査結果と一致していた。
 このため、当省としては、米国側に対し、在京米国大使館を通じて、米国での検査結果と異なる結果が得られた旨について連絡するとともに、今回陽性となったバージの貨物が日本に輸出されていないことを確認するよう要請する。

 さらに、当省としては、これまでの第6回目までの検査において、米国の検査と結果が一致しなかったこと(30検体中3検体)を重視し、今月25、26日に来日する米国農務省穀物検査局(GIPSA)の担当官らと、検査結果の不一致の原因として考えられる検査方法及びサンプリング方法のほか、分別流通管理(IPハンドリング)が適切にされていたか等について協議を行うこととしている。


照会先:厚生労働省医薬局食品保健部
    高谷 監視安全課長
 担当:三木、齋藤(内線2455)


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