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平成13年1月15日

米国産トウモロコシの取扱いについて

 わが国で安全性未審査の遺伝子組換えトウモロコシ「スターリンク」がわが国に輸入されないよう、昨年11月21日に日米間で合意された「日本向けの食用トウモロコシのプロトコール」に基づき、日米両国においてスターリンク検査を実施している。

 今般、昨年12月25日に送付された第2回目の5検体(米国の検査では4検体は陰性、1検体は陽性)について、横浜検疫所輸入食品・検疫検査センターにおいてスターリンク検査を実施した結果、米国の検査で陰性の1検体がスターリンク陽性との結果を得た。他の4検体については、米国の検査と同じ結果が得られた。

 また、昨年12月28日に送付された第3回目の5検体についてはいずれも陰性で米国の検査結果と一致しており、本年1月12日に送付された第4回目の5検体については、現在、上記検査センターにおいて検査中である。

 当省としては、第1回目の検査(昨年12月19日公表分)においても、米国の検査では陰性であった1検体からスターリンクが検出されたことも踏まえ、米国側に対し、在京米国大使館を通じて、次の要請等を行うこととしている。

(1) 米国での検査結果と異なる結果が再度得られた旨について連絡するとともに、今回陽性となったバージの貨物が日本に輸出されていないことを確認するよう要請する。
(2) 日米両国間の検査結果の不一致に係る原因究明を要請するとともに、再発防止策について協議を開始する。
照会先:厚生労働省医薬局食品保健部
    高谷 監視安全課長
 担当:三木、齋藤(内線2455)

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