健康・医療新型コロナワクチンの有効期限の取扱いについて

 新型コロナワクチンの接種を受けた方々や、新型コロナワクチンの接種を行っていただく医療機関、接種に従事される方々へのご案内です。

有効期間の取扱いについて

ワクチンの有効期間は、当該ワクチンを製造・販売する企業において収集された、一定期間保存した後の品質に関するデータに基づき、薬事上の手続きを経て、設定されます。このため、有効期間を設定した後であっても、新たなデータに基づく薬事上の手続きを経ることにより、有効期間が延長されることがあります。
 令和5年9月20日現在、

  • ファイザー社ワクチン(オミクロンXBB.1.5対応1価)の有効期間は18か月
  • モデルナ社ワクチン(オミクロンXBB.1.5対応1価)の有効期間は12か月
  • 武田社ワクチン(ノババックス)の有効期間は12か月
となっておりますが、モデルナ社ワクチン(オミクロンXBB.1.5対応1価)のバイアルには有効期間を9か月と印字されたもの、及び武田社ワクチン(ノババックス)のバイアルには延長前の有効期間(9か月)を前提とした有効期限が印字されたものが流通しています。つきましては、印字されている有効期限に関わらず、上記でお示しした有効期間として取り扱っていただきますようお願いいたします。

有効期間の変更について

 

 モデルナ社ワクチン(オミクロンXBB.1.5対応1価)及び武田社ワクチン(ノババックス)の有効期間は、バイアルに9か月と印字されたものであっても、下表のとおりとなります。

○モデルナ社ワクチン

ワクチン/承認日 令和5年(2023年)
9月12日
モデルナ社ワクチンの有効期間 9か月→12か月

○武田社ワクチン(ノババックス)

 これまで、武田社ワクチン(ノババックス)の有効期間は、下記のとおり延長されています。
ワクチン/変更日 令和5年(2023年)
6月20日
武田社ワクチン(ノババックス)の有効期間 9か月→12か月

 なお、武田社ワクチン(ノババックス)については、武田社から更なる有効期間延長に向けた安定性試験を継続して実施している旨の報告を受けています。有効期間が9か月であるという前提で有効期限が印字されている未使用の武田社ワクチン(ノババックス)のうち、ロット番号「NP009」のバイアル(現時点の有効期限は令和5年10月25日)については、今後有効期限を迎えても、事務連絡等で改めて連絡するまでの間は当該ワクチンを廃棄することなく、引き続き2℃から8℃の温度帯で適切に保管し、有効期間が延長された場合には、再び活用できるようにしてください。

見分け方について

 別添1及び2にあるロットNoのバイアルについては、印字されている有効期限より長いものとして取り扱っていただきますようお願いいたします。
 

詳細資料

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ファイザー社ワクチン、モデルナ社ワクチン及び武田社ワクチン(ノババックス)の有効期限

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