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こころの健康(自殺対策)に関する世論調査

調査結果の概要

1.自殺に対する意識について

(1)自殺に関する関心度

  我が国の自殺者数は平成10年以降毎年3万人を超える水準となっており、交通事故死者数と比べて約4~5倍となっている。毎年、このように多くの者が自殺でなくなっていることを知っているか聞いたところ、「知っていた」と答えた者の割合が66.4%、「知らなかった」と答えた者の割合が33.6%となっている。
 都市規模別に見ると、大きな差異は見られない。
 性別に見ると、大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると、「知っていた」と答えた者の割合は70歳以上で、「知らなかった」と答えた者の割合は20歳代、30歳代で、それぞれ高くなっている。(表1)

図1

(2)自殺対策基本法の周知度

 自殺対策基本法についてどの程度知っているか聞いたところ、「知っていた」とする者の割合が29.2%(「法律の内容まで、よく知っていた」1.7%+「法律の目的程度は、知っていた」6.5%+「法律の名前だけは、知っていた」20.9%)、「知らなかった」と答えた者の割合が70.8%となっている。
 性別に見ると、大きな差異は見られない。(表2)

図2

(3)自殺に対する偏見の程度

ア 自殺は覚悟の上の行為であるか
 「自殺は覚悟の上の行為であるか」についてどのように思うか聞いたところ、「そう思う」と答えた者の割合が58.3%、「そう思わない」と答えた者の割合が30.3%となっている。なお、「わからない」と答えた者の割合が11.3%となっている。
 都市規模別に見ると、「そう思わない」と答えた者の割合は町村で高くなっている。
 性別に見ると、大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると、「そう思わない」と答えた者の割合は40歳代で高くなっている。(表3)

図3

イ 自殺を口にする人は、本当は自殺しないか
 「自殺を口にする人は、本当は自殺しないか」についてどのように思うか聞いたところ、「そう思う」と答えた者の割合が50.0%、「そう思わない」と答えた者の割合が36.5%となっている。なお、「わからない」と答えた者の割合が13.5%となっている。
 都市規模別に見ると、「そう思わない」と答えた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると、大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると、「そう思わない」と答えた者の割合は30歳代、40歳代で高くなっている。(表4)

図4

ウ 自殺は前触れもなく、突然に起きるのか
 「自殺は何の前触れもなく、突然に起きる」についてどのように思うか聞いたところ、「そう思う」と答えた者の割合が46.0%、「そう思わない」と答えた者の割合が44.7%となっている。
 都市規模別に見ると、大きな差異は見られない。
 性別に見ると、大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると、「そう思う」と答えた者の割合は70歳以上で、「そう思わない」と答えた者の割合は20歳代から40歳代で、それぞれ高くなっている。(表5)

図5

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