健康・医療大臣会見一覧(新型コロナウイルス感染症)

新型コロナウイルス感染症に関する大臣会見を掲載しています。

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令和2年10月

大臣記者会見概要

10月16日(金)



 おはようございます。私から3点ご報告させていただきます。1点目ですが、医療従事者・介護従事者の中で発熱などの症状が出ている方についてです。医療従事者・介護従事者の中で、発熱、頭痛、他にもいろいろな症状があるわけですが、味覚だとか嗅覚だとか、そういうところに異常が出ている方々です。
 こういう方々について、本日、検査を積極的にやっていただくよう都道府県等に周知しましたので、ご報告いたします。いよいよインフルエンザ等も含めて発熱の患者が増えてくる秋冬に入ってきましたので、都道府県等に周知いただくための通知を出しました。それぞれの機関で徹底をいただきたいと思います。
 やはりクラスターという意味からすると、高齢者や基礎疾患を持っている方々は、依然から言われておりますとおり重症化のリスクが高いということですので、そういうところでクラスターが起こりますと大変でございます。
 そういう意味を含めて、医療関係者や介護従事者の方々には、補正予算等で慰労金という形で日頃の生活から自らの感染を防いでいただいているというところで、謝意を込めての対応をさせていただいたわけです。
 ますますこれから発熱等が疑われる症状が非常に増えてくる時期に入ってまいりますので、改めて通知を出してお願いをさせていただいたということです。

 続いて、アドバイザリーボードで議論をいただきましたが、高齢者施設等における面会であります。昨日付で、外出に関して具体的な取扱いを示した事務連絡を、自治体、関係団体宛に発出をさせていただきました。面会についてはこれまで全国一律でやむを得ない場合に限るよう制限をしてきたわけです。
 今回の事務連絡では、地域の感染状況を踏まえて、管理者が制限の程度を判断した上で、実施する場合は適切な感染防止対策を取っていただくということでお願いをいたしております。長くご家族も面会できていないということもあります。
 今でもオンライン等ではしていただいておりますが、実際、介護施設等に来ていただいて面会していただく場合に、それぞれ地域の感染状況にもよりますが、あまり入所している部屋に行っていただくようなことですと広がる可能性もありますので、例えば特別な部屋を作っていただいてしっかりと感染防護のための換気でありますとか、マスクでありますとか、手洗いをしっかりやっていただいた上で、一応今までの事例と言いますか、留意事項等を示しているものもありますから、そういうものを参考にしていただきながら、これから検討いただきたいと思います。
 それから、施設入所だけではなくて、一般の高齢者の方々もなかなか外に出る機会が減ってきているという話をお聞きします。やはり、なかなか出ていただかないと筋力の低下ですとか、人と会わないということによっていろいろな機能の低下ということも予想されるわけです。
 そういう意味では感染予防と活動、生きがいとのバランス確保、こういう観点から「集まろう!通いの場」Webサイトを9月に厚生労働省として開設いたしました。
 今後は、情報発信に発信力のある俳優の石坂浩二さんや、アナウンサーの木佐彩子さん等を起用させていただいて、高齢者に直接届くようにということで、新聞やテレビを活用した情報の発信でありますとか、全国自治体へのポスターやチラシの配布、更には町内放送や広報誌など、いろいろな媒体を通じてこういうことを広報していって周知させていただきたいと思います。

 もう1点ですが、感染症関連の予備費ということで、本日閣議で、雇用調整助成金の特例措置に必要な経費として、約4,000億円の予備費の使用を決定しました。
 この雇用調整助成金の特例措置は12月まで延長したところであり、それに向かっての4,000億円ということです。引き続き、しっかりと雇用を守ってまいりたいと思います。私の方からは以上ですので、ご質問をお願いします。
 

10月9日(金)



 休業支援金・給付金についてです。ご承知の通り、7月10日から郵送での申請を受け付けていますが、この度オンライン申請について、セキュリティの確保等をしっかりしながら入念なテストを行ってきたところ、準備が整いましたので、本日より受付を開始し、オンライン申請が可能になります。受付時間等はプレスリリースに記載しております。
 推奨環境として、現在のところ、Windows10上のMicrosoft Edgeで動作が確認されています。スマートフォンなど他の環境での動作については並行して確認中ですが、問題がなければ、概ね1週間から10日後には順次追加し、厚生労働省ホームページでお知らせしてまいりたいと思います。申請書類等のご準備のほど宜しくお願いいたします。

 続きまして、新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令の一部を改正する政令を、本日、閣議決定しました。一部を改正するということでして、ご承知だと思いますが、指定感染症として政令で指定しておりますが、講ずることができる措置というものを個別に決めているのがこの指定感染症でございます。
 これまでいろいろと明らかになった知見がございまして、その中において、医療機関や保健所に負荷が非常にかかっているというようなお話が今までもあったわけであります。そういう意味ですと、こういう観点から見直しをすべきであるというご意見もいただいておりました。
 具体的には、措置入院についてでありますが、今までは全て感染者の方々に「できる」という規定でございました。結果的に軽症、無症状者に関しても入院が優先されるというような、まずは入院という対応をいただいてきたとこもあるわけです。
 これを改め、入院患者というような意味で、重い方々です。そういう方々に関しては、高齢者や基礎疾患を有する方等、重症化リスクのある方に限って重症者、中等症者のような形で入院をいただくという形になってくるということです。
 同時に、高齢者や基礎疾患の方々は、症状がないと言いますか重い症状が見られないという方々は入院をしていただきますが、それ以外の方々に関しては、入院以外の対応という形で療養施設等を含めて療養いただくというような形です。
 ただし、これも東京等を含めた都市部、比較的に調査件数が多くて、感染者が一定程度おられるところはこのような対応を要望としてあったわけです。一方で、一部知事会の皆さま方からは、感染者があまり見られない地域で医療機関等にまだ余裕がある、そういうような地域に関しては、感染防止の意味から今までどおり、たとえ高齢者でない、基礎疾患がないなど、重症化リスクのあまりない方々で症状がない方々、比較的軽い症状の方々に関しても入院をさせられるようにしていただきたいというご要望がありました。
 そういうことを踏まえて、都道府県知事の合理的かつ柔軟な対応を認めるというような形になっております。そこは臨機応変に、それぞれの地域において都道府県知事さんがご判断をされて対応いただければと思います。
 もう1つは、疑似症患者の方々であります。今までは、軽症の方も含めて全て届出をいただいておりました。ただ、これからはインフルエンザの流行の心配もあります。
 インフルエンザとコロナと両方とも分からないという形で発熱された方々が検査をされるということになりますと、非常に多くの方々から報告をいただかなくてはならないと、検査の結果が分かるまで疑似症患者ということで、保健所全てということになりますと、かなりの数が想定されるわけです。
 そこで、入院の場合、つまり重症患者の入院の場合の方に限って保健所に報告をしていただくということでございまして、それ以外の方々は保健所に報告をしなくてもいいという形に改正させていただきたいということです。
 なお、入院措置に関しては10月24日から、疑似症患者の届出見直しに関しては10月14日からそれぞれ施行いたします。

   手話付きの会見動画は(手話付き)【厚生労働省】新型コロナウイルスに関する記者会見(2020年10月9日)(厚生労働省 / MHLWchannel )からご覧ください。
 

10月2日(金)



 今日は私の方から二点ご報告をさせていただきます。令和2年8月の有効求人倍率は前月より0.04ポイント低下し、1.04 倍となりました。また、総務省から本日公表されました労働力調査によれば、令和2年8月の完全失業率は、0.1ポイント上昇し、3.0%となっております。
 雇用情勢ですが、求人が減少から増加に転じておりますが、求人が求職を上回って推移しておりまして、求職者が引き続き増加しており、厳しさがみられます。
 有効求人倍率が1倍を下回る地域が増加している等、新型コロナウイルス感染症が雇用に与える影響がございますので、より一層注意する必要があると考えています。

 それからもう1点ご報告です。9月25日金曜日の感染症部会での議論を踏まえ、本日より、鼻腔検体を用いて、PCR・抗原定量・抗原簡易キットのいずれによる検査も活用できることとしましたので、ご報告いたします。
 鼻腔検体については、今まで鼻の奥にまで綿棒をグッと入れて鼻咽頭というところから取っていたわけですが、鼻咽頭検体とは違い、鼻から2cmぐらいのところに綿棒を入れて採取することができるということでございます。
 これを使って、抗体の簡易キット等を使うと、短時間で結果が出るということでございますので、場合によってはご本人が取っていただくということもございます。そのような場合には、医療機関の方々、正面にいていただくと困りますが、仮にくしゃみなんかがあっても大丈夫なところに控えていただきながら、そういう場合にはサージカルマスクとか手袋のような形で、完全な防護体制でなくても対応できるということです。
 もちろん、より慎重な対応をしていただいた方が感染に対するリスクは減るわけであります。そのような幅広い活用ができると考えております。
 併せて、唾液検査ですとか多様なことを今まで進めてきましたが、鼻腔の検査ですと、同じメーカーですとインフルとコロナ両方に検体が使える、検体を付けたものを液に浸けて、液に浸かったものをそれぞれに垂らすみたいな形になると思いますが、それを置いて1回でインフルそれからコロナ、これが両方検査できるというような利点もございます。
 そういう意味では、是非ともいろいろな形でより利便性を上げていただきながら、検査を行っていただきたいということになろうと思います。新型コロナウイルス感染症病原体検査の指針に、しっかり載せておりますので、御議論いただいたものの取りまとめを関係者に周知させていただきたいと思います。
 私からはこの2点ご報告ということで、皆さま方のご質問をいただきたいと思います。

   手話付きの会見動画は(手話付き)【厚生労働省】新型コロナウイルスに関する記者会見(2020年10月2日)(厚生労働省 / MHLWchannel )からご覧ください。

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