平成17年9月23日
(照会先)
 医薬食品局食品安全部
  企画情報課
   高橋(2445)鈴木(2446)


コーデックス委員会バイオテクノロジー応用食品特別部会(CTFBT)
第5回会議の結果概要について


1. 日時  平成17年9月19日(月)〜23日(金)
2. 場所  幕張メッセ国際会議場 千葉市
3. 参加国  50ヶ国
4. 参加機関  19団体
5. 参加総数  204名

6. 主な合意内容
(1)  「組換えDNA動物由来食品の安全性評価の実施に関するガイドライン」の策定作業を行うことで合意し、原案を作成するためのワーキンググループが日本とオーストラリアの共同主催で設置されることとなった。

(2)  前回の部会でとりまとめられた「組換えDNA植物由来食品の安全性評価の実施に関するガイドライン」の附属文書として、「栄養又は健康に資する組換えDNA植物由来食品の安全性評価(仮訳)」の策定作業を行うことで合意し、原案を作成するための電子ワーキンググループがカナダの主催で設置されることとなった。

(3)  “スタック”ジーンを含む植物については、参加国等の合意を得なかったことから、本特別部会の新規検討課題として取り扱わないこととなった。

(4)  未承認遺伝子組換え食品の混入についても、参加国等の合意を得なかったことから、次回会議の議題とするか米国を中心に再度検討することとなった。

(5)  その他、「主要穀物の成分分析」、「遺伝子組換え食品の流通後のサーベイランス」及び「遺伝子治療又は組換えDNAワクチン接種が施された動物由来食品の安全性評価」の検討について提案があったが、作業を行う合意には至らず、提案国に対し、次回会議までにディスカッションペーパーを作成することが求められた。

(6)  なお、(1)と(2)の新規作業については、平成18年7月に行われる第29回コーデックス総会での承認を経て、正式に作業が開始されることになっている。

(7)  その他
 (1) 第6回会議は、平成18年11月27日から12月1日まで日本において開催される予定である。
 (2) 第6回会議議題案
  「組換えDNA動物由来食品の安全性評価の実施に関するガイドライン」原案
「栄養又は健康に資する組換えDNA植物由来食品の安全性評価」原案
主要穀物の成分分析に係るディスカッションペーパー (インド)
遺伝子組換え食品の流通後のサーベイランスに係るディスカッションペーパー(メキシコ)
遺伝子治療又は組換えDNAワクチン接種が施された動物由来食品の安全性評価に係るディスカッションペーパー (ケニア)

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