プレスリリース
平成18年9月15日
厚生労働省医薬食品局食品安全部
監視安全課
道野 輸入食品安全対策室長
 担当:鶏内かいち、鶴身(内線2477、2474)


安全性未審査の米国産遺伝子組換え米(長粒種)の混入事案に係る調査結果について


 平成18年8月19日に米国政府が安全性未審査である遺伝子組換え米(LLRICE601)が米国国内の商業用の米から微量検出されたとの公表を踏まえ、既に輸入された米国産米(加工品を含む。)について調査を行った。

結果概要:
 米国産米を輸入した業者を管轄する地方自治体が調査したところ、1輸入者が平成18年に輸入した加工品において長粒種米を含むことが判明し、LLRICE601の混入していないことが確認されるまで、本製品及び当該製品を使用した製品については販売を行わないよう指導した。
 また、本日、LLRICE601の混入を検知するための暫定的な試験法を検疫所に通知し、長粒種米及び長粒種米を主たる原料とする加工品を対象に輸入時の検査を実施することとしている。
 なお、中国産米加工品から安全性未審査の遺伝子組換え米が検出されたとの情報もあることから、試験法を確認しているところであり、確認作業が終了次第輸入時の検査を実施することとしている。

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