平成19年12月19日
食品安全部監視安全課
 加地 監視安全課長
 担当:田中 (内線2455)

フグの取扱いを誤解させる不適切な番組の放送について

今般、テレビ朝日より、今月13日午後7時から放送したテレビ番組「いきなり!黄金伝説。」において、シロサバフグ(キンフグ注1)の肝臓を使った料理を紹介するという食品安全上、不適切な内容があった旨の報告を受けました。

番組の視聴者が誤解し、フグの肝臓等注2を自ら調理・喫食した場合、フグ毒による食中毒が発生するおそれがあることから、別添(PDF:27KB)のとおり、株式会社テレビ朝日に対して、健康被害の発生防止について対策を講じるよう指導しました。

一般の方がフグを調理・喫食することは極めて危険であり、最悪の場合、死亡するおそれがあることから、絶対にまねしないで下さい。

注1) 宮崎県では、シロサバフグはキンフグとも呼ばれるが、他の地域では、別種のフグをキンフグと呼ぶこともあるので注意が必要。

注2) フグは可食部位(フグの種類、部位、漁獲海域等)が定められており、肝臓等の有毒部位を販売等することは食品衛生法で禁止されている。

注3) 飲食店等では、資格をもったフグ調理師が処理を行っており、有毒部位が適切に除去されるため、問題とはなっておりません。

関連情報)分野別施策:食中毒・食品監視関連情報フグの取扱いに係る監視指導の強化について


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